債券は下落か、日銀オペ見直し警戒感くすぶる-流動性供給入札も重し – ブルームバーグ

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09金融, 新発10年国債利回り コメントはまだありません



債券相場は下落が予想されている。日本銀行がこの日に開催する市場調節に関する懇談会に向けてオペ運営方針見直しへの警戒感がくすぶっていることに加えて、流動性供給入札が相場の重しになるとの見方も出ている。

  23日の長期国債先物市場で中心限月12月物は150円台前半での推移が予想されている。夜間取引は米国の長期金利が水準を切り下げると150円23銭まで上昇したが、その後は上値が重くなり、結局は150円20銭と前日の日中終値比1銭高で引けた。

  東海東京証券の佐野一彦チーフ債券ストラテジストは、「前日とおおむね環境は変わらない。リスクオフへの懸念が残り、外部環境は好悪の方向性を定めにくい。日銀の市場調節に関する懇談会に注目が集まる」と指摘。「流動性供給入札が若干重しとなる公算がある」とし、今日の相場はもみ合いを予想する。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の352回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値0.15%付近での推移が見込まれている。佐野氏は0.145%での推移を予想している。前日の352回債は業者間の売買を仲介する日本相互証券で取引が成立しなかった。

新発10年国債の取引不成立の記事はこちらをご覧下さい。

  22日の米国市場では株式相場が下落。中国株主導で上昇したアジア株市場の流れは持続せず、ダウ工業株30種平均は前週末比0.5%安の25317.41ドルで引けた。一方、米国債相場は材料難で小動き。米10年国債利回りは1ベーシスポイント(bp)高い3.20%程度で取引を終えた。

流動性供給入札

  財務省はこの日、投資家需要の強い既発国債を追加発行する流動性供給入札を実施する。残存期間5年超15.5年以下が対象。発行額は6000億円程度となる。

過去の流動性供給入札の結果はこちらをご覧下さい。

  午後5時半からは日銀が市場調節に関する懇談会を開催する。市場では国債買い入れオペに関する方向性を探る材料として注目されている。





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