中国の新規人民元建て融資、6月は1.84兆元 予想上回る – 朝日新聞社

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 [北京 13日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)の発表によると、6月の新規人民元建て融資は1兆8400億元(2749億1000万ドル)だった。アナリスト予想(1兆6000億元)を上回った。

 5月は1兆1500億元だった。

 民生銀行(北京)のエコノミストは、「一段の銀行預金準備率引き下げで潤沢な流動性は維持される可能性が高い。ただ実体経済へのマネー流入を確実にしなければならない。予想を上回った6月の融資は、リスク管理で貸出を計上するよう銀行に迫るなか、金融セクターの構造変化も反映している」と述べた。

 2017年の新規人民元建て融資は13兆5300億元と過去最高を更新していた。

 中国当局は、内需が鈍化し、米国との貿易摩擦による悪影響が広がる可能性があることから、政策支援を強化しデレバレッジ(債務圧縮)への姿勢を緩和している。

 6月のマネーサプライM2伸び率は前年比8.0%。予想の8.3%を下回った。5月は8.3%だった。

 6月のM2伸び率は、ロイターのデータ集計が開始した少なくとも1996年1月以来、最も低い水準となった。

 人民銀は、金融システムのデレバレッジに向けた取り組みにより、M2伸びの鈍化が「ニューノーマル」となる可能性を指摘している。

 6月末時点の人民元建て融資残高は前年比12.7%増加し、予想(12.5%増)を上回った。5月末時点では12.6%増だった。 

 住宅ローンが大半を占める家計への融資は7073億元で、5月の6143億元から増加した。

 家計への融資は6月の新規融資全体の38.4%を占めた。5月は53.4%だった。

 企業向け融資は9819億元で、5月の5255億元から増加した。 

 6月の社会融資総量は1兆1800億元(1763億ドル)で、5月の7608億元から大幅に増加した。

 6月末時点の社会融資総量残高は前年比9.8%増の183兆2700億元(27兆3700億ドル) だった。

 社会融資総量は、通常の銀行貸出システム外のオフバランス融資を含み、シャドーバンキングの動きを示す目安とされている。

 国営メディアによると、人民銀当局者は上期の社会融資総量の鈍化についてデレバレッジ対策によるものとの認識を示した。

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