債券は上昇か、超長期ゾーン中心に好需給観測-円安・株高は逆風 – ブルームバーグ

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09金融, 新発10年国債利回り コメントはまだありません



債券相場は上昇が予想されている。長期国債先物が夜間取引で高値引けした流れを引き継ぎ、買いが先行する見込み。超長期国債の入札で良好な結果が相次いでおり、同ゾーンの好需給が続くとの観測も相場を支える見通し。

  13日の長期国債先物市場で中心限月9月物は150円台後半から151円台前半での推移が見込まれている。夜間取引では米債相場が売り先行後に持ち直したことを受けてやや水準を切り上げ、結局は前日の日中取引終値より4銭高い150円96銭で高値引けした。

  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の稲留克俊シニア債券ストラテジストは、「昨日の20年債入札が5日の30年債入札に続いて良好な結果になったことで、超長期ゾーンの好地合い継続観測は強まっている」と指摘。円安・株高という「外部環境面の逆風と好需給という順風がぶつかる構図で、上値追いのペースはさすがに多少鈍るだろうが、堅調地合いは今日も続きそうだ」とみる。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の351回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値0.035%付近からやや下回る水準での推移が見込まれている。稲留氏はこの日の予想レンジを0.03%~0.035%としている。

  12日の米国債相場はほぼ変わらず。米10年国債利回りは1ベーシスポイント(bp)未満低い2.85%程度で引けた。朝方発表された6月の米消費者物価指数(CPI)が前年比2.9%上昇と6年4カ月ぶりの高い伸びになったことなどから売りが先行したが、その後は持ち直した。一方、米株式市場ではダウ工業株30種平均が0.9%高で終えた。13日午前の東京外国為替市場ではドル・円相場が一時112円66銭と半年ぶりのドル高・円安水準を付けた。

国債買い入れオペ

  日本銀行はこの日の午前10時10分、残存期間5年超10年以下と10年超25年以下、25年超の長期国債買い入れを実施する。前回までのオファー額はそれぞれ4100億円と1900億円、700億円だった。日銀は先月、5年超10年以下の買入額を二度にわたって減らしている。

日銀の国債買い入れオペの結果はこちらをご覧下さい。

  三菱モルガン証の稲留氏は、「入札翌日の減額はないという最近の経験則に倣えば、超長期債を中心に、今日の減額はないとの予想になる」と指摘。「超長期債に戻り売りが入るきっかけはなお見いだし難い状況だ」とみている。





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