債券上昇、オペ結果やリスク回避で買い優勢-あすの30年入札は重し … – ブルームバーグ

Home » 09金融 » 債券上昇、オペ結果やリスク回避で買い優勢-あすの30年入札は重し … – ブルームバーグ
09金融, 新発10年国債利回り コメントはまだありません



債券相場は上昇。日本銀行がこの日に長期債を対象に実施した買い入れオペの結果が需給の良さを示した上、中国景気の先行き不透明感や中東の地政学リスクなどを背景に日本株安・円高が進行したことからリスク回避の買いが優勢になった。

  6日の長期国債先物市場で中心限月12月物は前日比6銭高の150円93銭で取引を開始。いったん150円94銭まで上昇した後は一時150円84銭に下落する場面もあったが、午後は株安・円高の進行に連れて値を戻し、結局は4銭高の150円91銭で引けた。

  しんきん証券営業企画部の高井行夫副部長は、「米ハイテク株の調整地合いの中、トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都として正式宣言したことや中国景気の先行き不透明感などを背景に国内株安・円高が進み、リスクオフが意識されて債券が買われた」と指摘。また、「残存期間5年超10年以下のオペ結果は応札額が前回より減って買い安心感が出た。10年債は利回りが0.05%を超える水準では押し目買い需要もある」と述べた。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の349回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値より0.5ベーシスポイント(bp)高い0.06%と、新発債としては1日以来の高水準を付けて開始したが、午後は0.055%に買い戻されて推移した。

  この日の東京株式相場は日経平均株価が前日比445円34銭安の2万2177円04銭と、大幅下落して引けた。外国為替市場ではドル・円相場が一時1ドル=112円07銭と、3営業日ぶりの水準までドル安・円高が進んだ。

日銀オペ

  日銀はこの日午前の金融調節で、残存期間1年以下と5年超10年以下を対象にした国債買い入れオペを実施した。結果は5-10年の応札倍率が3.67倍と前回の3.91倍から低下した。一方、1年以下は前回から上昇した。

過去の日銀オペの結果はこちらをご覧下さい。

  財務省は7日、30年利付国債の価格競争入札を実施する。新しい回号となり、表面利率は0.8%が見込まれている。発行予定額は前回と同じ8000億円程度となる。

  しんきん証の高井氏は、30年債入札について、「償還見合いの手当て買いがある程度見込まれ、0.8%台半ば付近の利回り水準では無難にこなすとみていたが、きのうの10年債入札の結果をみて心配になってきた」と指摘。「来年度の日銀の緩和出口が意識された可能性があり、買いが手控えられて想定外に弱い結果になるという不安がある」としている。

過去の30年債入札の結果はこちらをご覧下さい。





コメントを残す