8月のマネーストック、「M3」2.8%増 伸び率は8カ月ぶり縮小 – 日本経済新聞

Home » 09金融 » 8月のマネーストック、「M3」2.8%増 伸び率は8カ月ぶり縮小 – 日本経済新聞
09金融, マネーストック(通貨供給量) コメントはまだありません



 日銀が9日発表した8月のマネーストック(通貨供給量)速報によると、代表的な指標のひとつである「M3(現金、銀行などの預金)」の月中平均残高は前年同月比2.8%増の1263兆9000億円だった。伸び率は8カ月ぶりに縮小し、残高は過去最高となった前月から減少した。「8月は残高が減りやすい」(調査統計局)という。

 M3の内訳を見ると普通預金などの預金通貨は8.0%増となり、伸び率は7カ月連続で拡大した。前身のマネーサプライ統計を含めると2003年3月(16.6%)以来の伸び率で、マネーストックになってからは最大となった。企業の預金の増加などが寄与した。一方、現金通貨は5.6%増で、伸び率は4カ月連続の縮小となった。

 M3からゆうちょ銀行などを除いた「M2」は3.3%増で、伸び率は2カ月連続で縮小した。

 M3に投資信託や国債など貨幣に比較的近い金融資産を加えた「広義流動性」は1.7%増と、7カ月連続で伸び率を縮めた。2013年1月(1.6%)以来の小さい伸び率だった。金銭信託の減少幅の拡大や投資信託の伸び率縮小が影響した。一方、外債は6.3%減と、4カ月ぶりに減少幅が縮小に転じた。「円高の進行が少し落ち着いてきた影響などがある」(同)とみている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕





コメントを残す