GTキャピタル、住商の二輪ローン社に出資 – NNA.ASIA

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フィリピンの財閥GTキャピタル・ホールディングスは9日、二輪車ローンを手掛ける住商モーター・ファイナンスの株式を2割取得することで合意したと発表した。貯蓄銀行フィリピン・セービング・バンク(PSバンク)から3億7,992万ペソ(約8億2,500万円)で取得する。二輪ローン事業に参入することで、顧客基盤を低所得者層にまで広げるのが狙い。

GTキャピタルは、PSバンクとPSバンク・リタイヤメント・ファンドが保有する株式それぞれ200万株ずつを、1株当たり94.98ペソで取得する。住商モーター・ファイナンスの株主構成は、住友商事が50%、PSバンクが30%、GTキャピタルが20%となる。PSバンクは、GTキャピタルが株式25%を保有するメトロポリタン銀行(メトロバンク)の子会社。

GTキャピタルは声明で、「低所得層を対象とするマイクロファイナンス(小口金融)事業に参入することで、顧客基盤を低~中所得者に広げることが狙い」と説明。同社が手掛ける自動車販売、金融・保険、不動産といった事業との相乗効果を期待するとコメントした。一方、PSバンクは株式売却で、中核的自己資本(ティア1)の改善が見込めるという。

フィリピンでは、二輪車の新車販売台数の増加に伴い、販売金融市場も拡大している。フィリピン中央銀行によると、地場銀行の二輪車向けローンの貸出残高は今年3月末時点で、前年同月比17.5%増の130億8,300万ペソだった。

2016年の二輪車の新車販売台数は、前年比34%増の114万338台。自動二輪開発計画参加者協会(MDPPA)は、今年通年の新車販売目標を前年比12~15%増の130万台前後に設定している。

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