住信SBIネット銀行の保障拡充記念!? 「全疾病保障団信」って本当にお得か分析保障対象入院者数は、なんと「5倍」に! – ダイヤモンド・オンライン

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ブロガーの千日です。住信SBIネット銀行の「全疾病」保障特約が話題になっていますね。もとから8疾病(ガン、脳卒中、急性心筋梗塞、高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎)についての保障が無料で付帯していたのですが、今回は保障の対象がすべての病気やケガに拡大されました。どのくらいお得な保障なのか、きっちりと分析してみせます!

 まず、住信SBIネット銀行の「全疾病」保障特約の内容を確認しましょう。

(1)精神障害を除くすべての病気やケガで働けないと、毎月のローン返済がゼロ円になる

(2)8疾病で1年以上働けなくなったら、ローン残高がゼロ円になる

(3)8疾病以外の病気やケガの場合でも1年以上の入院により、ローン残高がゼロ円になる。

 従来は8つの疾病だけが対象だったんですが、ずいぶんと範囲が広がりましたよね。何しろ「8」が、「全部(ただし精神障害を除く)」です。これから申し込みをする人にとって、住信SBIネット銀行は従来よりも明らかに有利な選択になると思います。

 「とはいえ、どれくらい有利か? 本当に有利なのか?」

 みんなが気になるところです。そこで、千日が新旧の保障内容を比較するだけでなく、厚生労働省の統計数値を分析して、有利となったその度合いを見える化しようと思います。参考にしてください。

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「従来からの8疾病」以外についても保障

 では、新旧の保障特約の内容を、ちゃんと比較しておきましょう。

 住信SBIネット住宅ローン疾病保障特約の新旧対照表
項目 新「全疾病」 旧「8疾病」 備考
団信の内容 死亡または所定の高度障害になった場合、ローン残高がゼロ円になる 変更なし
疾病の範囲 精神障害等を除くすべての病気・ケガ ガン、脳卒中、急性心筋梗塞、高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎の8疾病のいずれかに罹患 範囲拡大
月々のローン返済に対する保障 8疾病で就業不能となったら、1度に12カ月までローンの返済額が保険会社から返済される。
8疾病以外(精神疾患除く)で入院したら、1か月の免責期間の後1度に11か月までローンの返済額が保険会社から返済される
就業不能となったら、1度に12カ月までローンの返済額が保険会社から返済される 8疾病以外については入院が条件
ローン債務残高に対する保障 8疾病で就業不能状態が12カ月以上継続したら、ローン残高がゼロ円になる。
8疾病以外(精神疾患除く)で12カ月以上入院したら、ローン残高がゼロ円になる
就業不能状態が12カ月以上継続したら、ローン残高がゼロ円になる 8疾病以外については入院が条件
女性限定 ガン診断給付金特約でガンと診断されたら30万円が保険会社から自分に支払われる(1回のみ) 変更なし

 疾病の範囲が、「全疾病」へと大きく広がったのは確かですが、就業不能と判断する条件については、「8疾病」とは差異がありますね。

・8疾病については、「12か月就業不能」の条件は前から変わらず。

・8疾病以外(精神疾患除く)については、「入院が必要」だが、これは前にはなかったもの。

 「8」から「全」に、というと印象的にはすごく拡がったように見えますけど、具体的にどれだけ保障を受けられる人が増えるのかを確認しておきたいのが人情だと思います。そこで、統計的にどれだけ拡大されているかを確認してみましょう。

保障範囲拡大で、対象となる人はどれだけ増える?

 保障対象となる人数を比較する際に、注意すべきポイントは2つです。

(1)自分が高齢者(65歳以上)になった時には住宅ローンは残っていない人が大半であるはずなので、今回は65歳以下を対象とする。

(2)入院が長期になる『精神疾患』については、住信SBIネット銀行の保障対象から除外されている。

 これらの注意点を踏まえて、万が一の時にローン残高がゼロ円になる、「従来商品(8疾病)」と、「新商品(全疾病)」の保障対象となる人数を比較していきましょう!

保障する対象者を、0.7万人から、3.4万人に拡大!

 それでは、対象人数を計算していきます。

 以下の表は厚生労働省による「患者調査(2014年)」から千日が抽出したものです。2014年10月時点の推計入院患者数を入院期間、性別、年齢階級、傷病大分類別に集計したデータで一般に公表されているものです。このデータを加工すると、上記の保障対象人数が推計できるのです。

 住信SBIネット銀行の、ローン残高がゼロ円になる「新保障」の範囲を見てみましょう。「全疾病保障」は精神障害を除くんですよね。これ、ポイントです。一般的に精神疾患は入院期間が長期化する傾向があります。特に入院する患者の大半は統合失調症で、入院が必要なほど重度である場合は10年を超える入院期間となることが多いため、保障しきれないのでしょう。そこで、精神疾患を除いて計算してみましょう。

 1年以上、長期入院するのは何人?(精神疾患除く全傷病 VS 8疾病)
年齢 精神疾患除く全疾病 うち「8疾病」
1年以内 1年超
住信SBIの新商品でカバー
1年以内 1年超
従来商品がカバー
総数 85.6万人 19.7万人 38.3万人 8.6万人
65歳以上 63.9万人 16.2万人 29.8万人 7.9万人
65歳未満 21.7万人 3.4万人 8.5万人 0.7万人
※厚生労働省「患者調査(2014年)」から作成。8疾病のデータについては、厚生労働省の調査結果の傷病大分類をベースに集計しているで、必ずしも住信SBIネット銀行の8疾病と同じとは限らない。ローン残高がゼロ円になる保障について解説

 全疾患から、精神疾患を除くと、65歳未満について1年超入院する人は、3万4100人もいるのです。住信SBIネット銀行が保障範囲を拡充したことで、対象となる人数が、7200人から約5倍になったということです。従来なら8疾病でなかったという理由から保障を受けられず、家を手離さざるを得なかった人たちが、これだけ救われるということです。これが無料でついてくる保障ですから、大幅なグレードアップといってもいいでしょう。

 なお、「精神疾患を除く」という点が気になっている人もいるでしょうから、精神疾患で長期入院する人の人数も見ておきましょう。65歳未満で、1年超入院する人は、11万2100人います。その内訳は、精神疾患の人が7万8000人、精神疾病を除く全疾病は前述した3万4100人です。やはり精神疾患の人数は多く、無料の保障特約ではカバーしきれないのでしょう。

8疾病以外で、長期入院する比率は13.2%と、意外に高い

 もう一つ、別の切り口からも分析してみました。厚生労働省では、少子高齢化による保険料の収入減に対応するため入院患者を減らして、通院による治療にシフトさせていこうとしています。多くの病気は入院するまでもなく、通院治療になっていくでしょう。そして、入院してもできるだけ早く退院させられるようになっていきます。こうした環境下で、実際にはどの程度の比率で長期入院するのかも知りたいです。

 「65歳未満の入院患者が1年超入院する可能性」、について、全疾病と8疾病を比較してみようと思います。

 以下は、ローン残高がゼロ円になる保障について、「精神疾患を除く全疾患」と、「8疾病」の長期入院する比率を計算したものです。

病気ごとに長期入院になる比率を計算(精神疾患除く全疾患 VS 8疾病)
年齢 1年超入院の比率
精神疾患除く全疾病
住信SBIの新商品でカバー
うち8疾病
従来商品がカバー
全年齢 18.4% 18.3%
 65歳以上 20.1% 20.9%
65歳未満 13.2% 7.8%

 住宅ローンを借りている層である、65歳未満については、「精神疾患除く全疾病」の長期入院比率は13.2%もあります。8疾病にかかった65歳未満の長期入院患者の割合7.8%よりも、「精神疾患除く全疾病」の長期入院患者の割合は高く、けして侮ることはできません。

 ですから、統計的にも住信SBIネット銀行の全疾病保障はかなり保障が厚くなったと言ってよいと思いますよ。年齢的に疾病保障を付けたいということでしたら、この選択は正解であると思います。

◆住信SBIネット銀行の住宅ローンの概要
金利 ⇒「住信SBIネット銀行」詳細ページを見る
 無料団信の保障範囲  死亡・高度障害+全疾病保障+ガン診断給付金特約(女性限定)
 オプション保険(保険料)  なし
 事務手数料(税込)  借入額×2.16%
保証料(税込)  0円
【ポイント】 住信SBIネット銀行は三井住友信託銀行の銀行代理業者として「ネット専用住宅ローン」の契約締結を行っている。ネット銀行の強みを生かし、変動金利や35年固定金利は業界トップクラスの低金利を実現している。加えて、「全疾病」(8疾病・病気・ケガ)をすべて網羅した保障を無料で付帯しているのも魅力的だ。
住信SBIネット銀行の公式サイトはこちら

(関連記事はこちら!⇒[住信SBIネット銀行の住宅ローンの金利・手数料は?]

変動金利・固定金利ともに低い金利水準!保証料や繰上返済だけでなく、全疾病保障も無料

じぶん銀行の「ガン50%保障団信」とどちらを選べばいい?

 疾病保障団信が無料で付帯される住宅ローンとしては、じぶん銀行の「ガン50%保障団信」が挙げられると思います。ガンと診断されただけで住宅ローンの残高が50%になる保険です。

 保障のタイプが大きく違いますので、自分にはどちらのタイプが合っているか、という検討になります。これについては過去記事の「無料の疾病保障団信がついた住宅ローンを徹底比較!住信SBIネット銀行、じぶん銀行のどちらが有利?」で詳しく書いていますが、要点を書いておきましょう。

・収入が夫婦の片方に偏っている場合は、住信SBIネット銀行

・夫婦の収入が同じ位で継続する場合は、じぶん銀行

 じぶん銀行では、がんと診断されただけでローン残高が50%になり、住信SBIネット銀行のような入院日数の条件が無いだけ有利なように見えるかもしれません。しかし、家族の収入の大半を稼いでいる大黒柱が満足に働けなくなってしまった場合、住宅ローン残高が半分になったところで、返済を継続することは困難です。保険の対象になっても、家を手離さなければならなくなるのなら、意味が無いですよね。

 夫婦の収入がほぼ同じくらいで定年まで働く場合は、じぶん銀行の「ガン50%団信」のメリットが際立つでしょう。しかし、そうでなければ住信SBIネット銀行の全疾病保障の方がマッチすると思います。

◆じぶん銀行の住宅ローンの概要
 金利 ⇒「じぶん銀行」詳細ページを見る
無料団信の保障範囲  死亡・高度障害+がん50%保障団信
オプション(保険料)  ・がん100%保障(金利+0.2%)
 ・11疾病保障(金利+0.3%)
事務手数料(税込)  借入額×2.16%
保証料(税込)  0円
【ポイント】 じぶん銀行は、三菱東京UFJ銀行と携帯電話「au」を運営するKDDIが共同出資したネット銀行。申込みから契約まですべてネットで行える。変動金利が業界最低水準であることに加え、「がん50%保障団信」が無料で付いていること、「返済口座への資金移動」に手数料がかからないことなどが大きな特徴だ。
じぶん銀行の公式サイトはこちら

(関連記事はこちら!⇒[じぶん銀行の住宅ローンの金利・手数料は?]

キャンペーン金利は8月まで有効

 また、住信SBIネット銀行では、保障内容グレードアップ記念と題し、変動金利0.444%、現金2万円のキャッシュ・バックのキャンペーン中です(正式申込み期限2017年8月15日)。じぶん銀行の変動金利0.497%よりも、かなり低金利となっています。非常にお得なので、第一選択肢として検討するのはいいのではないでしょうか。

 このキャンペーン金利は、正式申込み期限2017年8月15日まで有効となっています。最近は世界情勢が不安定で、長期金利が上がったり下がったりと不安定な状況が続いていますので、実行までの間に突発的な事件で金利が高騰した場合の第2候補の銀行として、念の為に住信SBIネット銀行で、仮審査を通しておくという活用法もあると思いますよ。

【関連記事はこちら!】

無料の疾病保障団信がついた住宅ローンを徹底比較!住信SBIネット銀行、じぶん銀行のどちらが有利?



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【関連記事】[住信SBIネット銀行の住宅ローンの金利・手数料は?] 変動金利・固定金利ともに低い金利水準!保証料や繰上返済だけでなく、全疾病保障も無料
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【関連記事】[SBIマネープラザの住宅ローンの金利・手数料は?]窓口相談でも、ネット銀行並みの低金利を実現!さらに8疾病保障が無料という充実の保障体制
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0.596% 0.507% 0円 32.4万円
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0.598% 0.440% 0円 借入額×2.16%+3.24万円
【りそな銀行の住宅ローンのメリット・おすすめポイント】
大手銀行の一角で住宅ローンの獲得に積極的。特に借り換えに力を入れており、変動金利でも新規借入より金利を低く設定している。WEB限定商品は、他の商品と違って諸経費が割高だが、それでも競争力がある。オプションとして、16の特定状態・所定の要介護状態を保障する新しいタイプの団体信用生命保険を提供している。
5位 ◆じぶん銀行 <全期間引下げプラン 変動金利>
0.646%
がん50%保障付き
0.497% 0円 借入額×2.16%
【じぶん銀行の住宅ローンのメリット・おすすめポイント】
三菱東京UFJ銀行とKDDIが共同で立ち上げたネット銀行。変動金利の競争力が高く、業界トップクラスの低金利となっている。がんと診断されると住宅ローン残高が半分になる「がん50%保障団信」が無料付帯
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