シンガポールの銀行のお得なサービスの実態とは? 最大金利3.33%や5%還元のクレジットカードなど、 移住者でも得する特典や金融機関の最新事情を紹介! – ダイヤモンド・オンライン

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シンガポールの金融機関のサービスには

利用者特典が満載! 金融機関の選択肢も多い!

 ファイナンシャル・プランナー(FP)の花輪陽子です。

 「給与振込口座指定やデビットカードの利用などの条件を満たすと、最大金利3.33%」など、シンガポールの金融機関が用意している利用者特典は、非常に魅力的です。そこで、今回はシンガポールのお得な金融機関情報をお伝えしたいと思います。

 HSBCなど、外資系銀行が個人の銀行業務から次々と撤退をし、日本で利用できる外資系銀行のサービスは限られています。これに対し、シンガポールにはHSBC、シティバンクに加えて、スタンダードチャータード銀行、オーストラリア・ニュージーランド銀行など、外資系の総合銀行が30弱あります。

 現地の銀行と比較すると、外資系銀行はATMの数が少ないですが、それでも街中に何カ所かはあります。私も日本で作っていたシティバンクのキャッシュカードで、お金を引き出したことがあります(手数料は高額でした)。世界中からビジネスで来ている人が多いので、利用できる銀行の種類が豊富なのが特徴です。

シンガポールの現地の銀行は世界でもトップレベルの

安全性とサービス内容を誇り、競争力が極めて高い!

 また、シンガポールの銀行には、華僑銀行(OCBC)、大華銀行(UOB)、華連銀行(OUB)、政府系銀行のDBS銀行があります。ブルームバーグ社の「世界銀行番付」(2015)を見ると、シンガポールトップ3のOCBC、UOB、DBSは世界でトップ10に入っています。

 同じ番付で、日本の銀行のうちトップ20に入っているのは農林中央金庫だけ、という事実を目の当たりにすると、シンガポールの銀行のすごさがよくわかると思います。シンガポールの銀行は安全性に加えて効率性も高いという評価を受けており、世界銀行番付ではほとんど殿堂入りの状態で、毎年上位に食い込んでいるのです。

 日本の銀行のサービスはほとんど横並びですが、外資も含めた金融機関が多いシンガポールでは、競争の原理が働き、各行がいろいろなキャンペーンを打ち出しています。

 例えば、口座残高を前月より増やすと、ボーナス利息がもらえる地場銀行や、給与受取口座指定(あるいは口座振替を指定)に加えて、一定額以上デビットカードで支払うと、最大で年利3.33%(限度額は5万ドル)を享受できる地場銀行などもあります(※)

 私も口座を開設しましたが、地元の人の中には、家族の人数分だけその銀行に口座を開き、家族全員でデビットカードをフル活用しているという人もいるくらいです。

(※)大華銀行(UOB)の普通預金口座のサービス。預入金額の最初の1万ドルは金利1.5%、次の2万ドルは金利2%、その次の2万ドルは金利3.3%、その先は金利0.05%というように、預入金額のすべてが金利3.33%になるわけではない。

シンガポールの金融機関発行のクレジットカードには

特典が満載で、ショッピングや外食でのお得度が高い!

 また、金融機関が発行するクレジットカードの競争も激戦です。入会キャンペーンとして、バウチャー(割引券)のプレゼントなど、特典がたくさんつくことも珍しくありません。

 クレジットカードで提携店とプロモーションを実施していることもよくあり、飲食やショッピングで10%割引を受けられることなどはザラ。日本で発行したクレジットカードでも、シンガポールでプロモーションを受けられることはありますが、あまり機会は多くありません。基本的に対象となるのは、シンガポールの金融機関発行のクレジットカード利用者です。

 そのため、シンガポールに長くいると飲食店での割引が見逃せず、こちらのクレジットカードをたくさん作りたくなってしまいます。比較検討した結果、私の場合は最大5%程度還元があるクレジットカードを申請しましたが、もう1~2枚作ろうかと検討しています。

旅行者がシンガポールで銀行口座を保有したり、

クレジットカードを作ったりするのは難しい

 特典が多く魅力的ではあるものの、シンガポールの金融機関は、口座を開設するにしても、クレジットカードを持つにしても、日本の金融機関以上に提出する書類の種類が多く、申し込みには手間がかかります。

 銀行の口座開設にはビザ、パスポート、公共料金の領収書などに加えて、保証金が必要なケースが一般的です。最低預金額の預け入れを要求する(残高を下回ると維持費がかかる)銀行が多く、預け入れ額は日本円にして8万円程度で済む銀行もあれば、最低でも16万円程度からという銀行も。

 また、富裕層向けの口座を用意している銀行もありますが、こちらの場合は、最低預け入れ額が1600万円程度とされていたりします。

 2010年頃、日本の旅行者が海外旅行の際に香港やシンガポールで銀行口座を開き、金融商品を購入するというツアーが流行りましたが、現在は旅行者がこういった国々の金融機関で口座開設するのは、以前より難しくなっています。海外の銀行が発行するクレジットカードを作るにも、身分証明書に加えて3カ月分の給料明細と納税のための書類など、所得の証明が求められるのが一般的で、旅行者には事実上、門戸が閉ざされているのです。

 ちなみに、シンガポールのオンライン証券の口座開設も試してみたのですが、こちらはウェブから簡単に口座開設ができました。地場の銀行系列のオンライン証券ですが、オンラインでの株式購入の最低手数料は2000円程度からです。

 日本のオンライン証券と比較すると手数料は高いものの、シンガポールはキャピタルゲインが原則非課税ですし、世界のマーケットの商品を比較的手軽に購入できるので、魅力的だと感じました。

短期の移住者は、少しでも高金利な銀行で

付加価値の高いサービスを使いこなすことが重要!

 最後に、シンガポールの人たちが、老後資金などの大きなお金をどのように準備するのが一般的か、紹介しておきます。

 現地の人――シンガポーリアンや、永住権を保有している人は、中央積立基金(CPF)を利用し、医療費用、持ち家取得、老後生活に備えて強制貯蓄をすることが可能です。永住権を保有しない外国人の場合は、基本的にCPFを利用することはできません。

 しかし、外国人の場合も、現地の銀行で付加退職年金(SRS)という税制優遇のある制度を利用することができます。ただし、中途で引き出しをするとペナルティーが発生するのでシンガポールに長期間住むことが前提となります。

 我が家は、現段階ではCPFは利用できる状況ではないので、SRSを検討しつつ、余裕資金は少しでも金利が有利な銀行に移すようにしています。必要な支出はできる限りクレジットカードで支払い、ポイントなどの恩恵を受けるように心がけています。

 また、ホテルなどのポイントカードやメンバーシップ割引も大きいので、年会費無料などの負担が少ないものには加入するようにしています。さまざまな店舗で発行しているポイントもバカにならないので、よく利用する店舗ではこまめに貯めます。

 シンガポールに来てから1年間は、あまり勝手がわからなかったので、やみくもにクレジットカードやポイントカードを作らずに様子を見ていました。ただ、こうした事情を知った今は、もっと早い段階でアグレッシブにいろいろなカードを作ればよかったかな、と思っています。

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