NZ中銀新総裁に早くも頭痛の種、インフレ率は目標下限付近に鈍化か – ブルームバーグ

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ニュージーランド準備銀行(中央銀行)のエイドリアン・オア新総裁が就任早々に引き継いだ頭痛の種は、インフレが目標水準の下限近くに落ち込みそうな様相を呈していることだ。

  エコノミスト調査によると、19日発表予定の1-3月(第1四半期)消費者物価指数(CPI)は前年同期比1.1%上昇と見込まれている。これはオア新総裁のインフレ率目標である1ー3%の中心値を大きく下回る。昨年10-12月(第4四半期)のCPIは1.6%上昇だった。予想通りなら、1-3月期は前年同期比としては2016年7-9月(第3四半期)以降で最も鈍い物価上昇となる。

  3月27日に就任したオア新総裁には多少の慰めもありそうだ。今回の落ち込みは一時的なものとなる見通しで、NZ中銀はインフレ目標への柔軟なアプローチをとるため、同総裁にとって初の政策金利決定の場となる5月10日の会合では政策変更は必要なさそうだ。

  ただ、大方のエコノミストやNZ中銀は18年中にインフレ率が上向くと予想しているものの、年初に想定されていたほど劇的な回復にはならない可能性もある。NZドル高で輸入物価は抑制された状態が続く。穏やかなインフレを受け、オア新総裁は政策金利を来年にかけて過去最低水準の1.75%に据え置くとの観測が強まっている。

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RBNZ sees inflation under 2% until 2020

Source: Statistics New Zealand, RBNZ

原題:Inflation Goes Astray in New Zealand in Setback for New Governor(抜粋)





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