NY円、下げに転じる 1ドル=111円台後半、米CPIコア指数が予想上回る – 日本経済新聞

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【NQNニューヨーク=滝口朋史】12日朝のニューヨーク外国為替市場で、円はドルに対して下げに転じ、1ドル=111円台後半まで売られる場面があった。朝方発表の2017年12月の米消費者物価指数(CPI)で、変動の大きいエネルギーと食品を除くコア指数が市場予想を上回り、米物価上昇率の鈍化に対する警戒感が後退した。一時は111円68銭まで売られた。

 17年12月の指標では米商務省が発表した小売売上高が前月比で0.4%増加、米労働省が発表した消費者物価指数(CPI)が前月比で0.1%上昇。伸び率はいずれも市場予想に一致した。

 一方、コアCPIは前月比0.3%上昇と、17年1月以来11カ月ぶりの伸びとなり市場予想(0.2%上昇)を上回った。前日発表の卸売物価指数が市場予想に反して低下していたこともあり、「市場はコア指数の上振れに反応した」(BMOキャピタル・マーケッツのアーロン・コーリィ氏)との指摘が出ていた。

 米物価上昇圧力が鈍化するとの観測が後退し、米長期金利の指標である10年物の米国債利回りは一時2.59%と10日に付けたほぼ10カ月ぶりの水準まで上昇(価格は下落)した。日米金利差の縮小観測が和らいだのも円売り・ドル買いを誘っている。

 円は米東部時間9時現在、前日比40銭円安・ドル高の111円60~70銭で推移している。





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