ドル・円は111円台前半、ECB議事要旨・米PPI受けドル軟調 – Bloomberg – ブルームバーグ

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東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=111円台前半で推移。欧州中央銀行(ECB)議事要旨や米生産者物価指数(PPI)を受けて、ドルが主要通貨に対して売られた前日の海外市場の流れを引き継いでいる。

  ドル・円は12日午前11時20分現在、前日比ほぼ変わらずの111円27銭。一時111円06銭と、前日の海外時間に付けた昨年11月28日以来の安値111円04銭に迫る場面があった。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は一時0.2%安の1149.46と昨年9月25日以来の水準まで下げ、同時刻現在は0.1%安の1150.42。

  外為オンライン情報サービス室の佐藤正和顧問は、「ECB議事録を受けてドル安・ユーロ高となり、ドル安・円高に効いている。早い時期での債券購入停止を示唆していた。また、日本銀行の国債買いオペ減額をきっかけとした不透明感がドル・円の足を引っ張っている」と説明。「目先は111円割れるかが焦点。昨年11月27日に付けた110円84銭が下値めど。これを割り込むと円高が加速するだろう」と述べた。

  12日の米国では12月の消費者物価指数(CPI)、小売売上高が発表される。市場予想はCPIが前月比0.1%上昇、小売売上高は同0.5%増。11月はそれぞれ0.4%上昇、0.8%増だった。

  外為オンラインの佐藤氏は、「米PPIが悪かったので米CPIの上振れはなさそう。原油高がいずれCPI押し上げ圧力になると思うがまだ届いていない。一方、米小売売上高は良い数字ではないか。クリスマス・年末商戦は好調だった」と予想。「両方で相殺される可能性があり、ドル・円は上値が重い展開が続きそう」と見込んでいる。

  11日の海外市場では、ECB議事要旨で早い時期からガイダンスを徐々に変更する可能性が示唆されたほか、12月の米PPIが市場の予想に反して低下したことなどを受けて、ドルはほぼ全面安となった。

米PPIの記事はこちらをご覧下さい。

ECB議事要旨の記事はこちらをご覧下さい。

  ユーロ・ドル相場は同時刻現在、0.1%高の1ユーロ=1.2049ドル。一時1.2067ドルと5日以来のユーロ高・ドル安水準を付けた。ユーロ・円相場は0.2%高の1ユーロ=134円07銭。

  ノムラ・インターナショナルの後藤祐二郎シニアFXストラテジスト(ロンドン在勤)は、「ECB議事録は通貨高の外需への悪影響はほとんど顕在化していないと指摘しているので、通貨高に対する警戒感もそれほど高くない。そしてフォワードガイダンスについて、早ければ今年の早い段階で変更を考慮するような記述もある」と指摘。「全体的にユーロが上がるという反応は妥当だと思う。まだまだユーロは主要3通貨の中でアウトパフォームしやすい環境は続きやすい」と述べた。





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