債券上昇か、指標低迷受けた米債続伸で買い先行-日銀オペ結果に注目 – ブルームバーグ

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債券相場は上昇が予想されている。先週末から前日にかけて米国債相場が低調な経済統計が続いたことを背景に堅調に推移した流れを引き継ぎ、国内債市場でも買いが先行する見込み。足元の需給動向を探る上で、日本銀行が実施する国債買い入れオペの結果に注目が集まっている。

  18日の長期国債先物市場で中心限月9月物は150円台前半での取引が見込まれている。夜間取引は150円04銭と、前週末の日中終値比1銭高だった。

  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の稲留克俊シニア債券ストラテジストは、「債券相場見通しは強含み。 国内休場中の米国債は、長期・超長期債を中心に小幅続伸。14、17日ともに米経済指標のさえない結果が主な買い材料だった」と指摘。「円債市場では6月下旬から、海外発の金利上昇圧力に、日銀が金利上昇抑制措置で抗する構図が続いてきた。これまでのところ、日銀の金利上抑制措置の方に分があったという見方から、金利先高観は後退しているようにみえる」と言う。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の347回債利回りは、日本相互証券が公表した前週末午後3時時点の参照値0.075%をやや下回る水準での推移が見込まれている。稲留氏はこの日の予想レンジを0.065~0.075%としている。

  週明け17日の米国債相場は続伸。米10年国債利回りは前週末比2ベーシスポイント(bp)低下の2.31%で引けた。7月のニューヨーク連銀製造業景況指数が市場予想を下回る弱い内容となったことが買い材料。前週末14日の米債市場では6月の米消費者物価指数(CPI)と小売売上高がともに弱めの内容。米指標低迷を受けて利上げペースが緩やかにかるとの見方につながっている。

日銀買いオペ

  日銀はこの日午前の金融調節で、今月6回目となる長期国債買い入れオペを通知する。先月末に発表された7月の日銀オペ運営方針によると、残存期間「5年超10年以下」が対象となる。同ゾーンは7日実施のオペで500億円多い5000億円となり、前回12日のオペも増額された金額が維持された。

  三菱モルガン証の稲留氏は、「きょうは今週唯一となる日銀の長国買い入れオペが通知される予定。無難な落札結果になれば、この点も追加的な相場サポートになるとみている」と指摘した。

  パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長は、「18日の日銀オペで5-10年がもう一回5000億円で打たれれば、新発債がほぼ日銀に吸収され金利低下が見えてくる」と話した。

過去の日銀国債買い入れオペ結果はこちらをご覧下さい。

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