GE再建へ新CEOに試練 発電設備事業不振で格下げ相次ぐ (1/2ページ) – SankeiBiz

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 米ゼネラル・エレクトリック(GE)の新たな救世主でさえ、GEの信用格付けを救うことはできないかもしれない。

 米格付け会社、S&Pグローバル・レーティングはこのほど、GEの債券格付けをジャンク級(投機的水準)を3段階上回る水準に引き下げた。これに先立ち、ムーディーズ・インベスターズ・サービスとフィッチ・レーティングスもGEの発電設備事業の苦戦に言及して格下げの可能性を明らかにした。

 ブルームバーグ・インテリジェンスのシニアクレジットアナリスト、ジョエル・レビントン氏は、債券市場では今年ほとんどの期間にわたって、こうした動きが想定されていたと述べ、GE債が投資適格級で最低のような値動きをみせていると指摘した。

 GEはこのほど、ジョン・フラナリー最高経営責任者(CEO)を解任し、後任にラリー・カルプ氏を起用すると発表した。カルプ新CEOは経営再建のエキスパートであるため、時価総額が2000年のピーク以来約5000億ドル(約56兆円)減少したGEの立て直しへの貢献を投資家は期待しており、GEの株価と債券価格は上昇した。

 しかし、GEは新CEOの発表と同時に、発電設備事業のGEパワー部門の業績が予想より悪いことを明らかにし、キャッシュフロー(現金収支)が従来予想を下回るとの見通しを示した。S&Pとフィッチ、ムーディーズはいずれも、発電所向けタービンを手掛ける同事業の業績不振を格下げやその可能性の理由に挙げた。

 GEの広報担当は、同社の流動性ポジションは健全だとし、強固な信用格付けはGEにとって重要だが、格下げはビジネスの遂行能力に影響しないとの見解を示した。

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