出遅れ感のあるオセアニア通貨に妙味か?! – minkabu PRESS

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2018/10/03 16:04

トルコに注目

豪ドル円(日足)

想定以上にドル買いの勢いが増しています。何とか期限ギリギリでNAFTA再交渉(新名称はUSMCA)もカナダと合意し、北米通貨は堅調推移。ドル円は一時114円台、カナダドル円も原油価格上昇も相まって一時89円台に乗せる場面がありました。下半期に入り出遅れ感の強かった輸入勢の買いも一役買ったと思われます。現時点では実需(輸入)のドル買い以外でドルの高値圏を買い進む動きは限定的となっており、米重要経済指標発表を前に従前に構築されたドル買いポジションを手仕舞う動きも散見されるため、少なくとも週末の雇用統計発表までは114円台での滞空時間は短いと考えています。

どうしても目線が慣れていないこともあり、買いトレンドについていく個人投資家の皆さんも少ないかと思います。そこで別の通貨ペアの動きも確認してみたところ、北米通貨に比し、伸び悩んでいると思われるのがオセアニア通貨。一時的に買いトレンドとなっていましたが、21日ボリンジャーバンドの+1σの内側に潜り込んでおり、北米通貨との形状もかなり異なっていることが確認できます。今週は中国が国慶節のため休場、来週からトランプ政権の口撃が中国に向けられることを想定すると、オセアニア通貨も一段と上値の重い展開になっていくのではないでしょうか。豪ドル円は79~81円のレンジに収まるのでは?と考えています。豪ドル円の直近の安値は79円、80円割れを押し目で拾い、年末にかけての上昇に期待しても良いのではないでしょうか。

●トルコの消費者物価
先進国通貨がこのところ落ち着いていることもあり、トルコリラの動きも落ち着きを取り戻しつつあります。ただ、本日消費者物価指数の発表が予定されており、ここで一段とインフレ上昇が進む結果(前回値:17.9% 今回の予想値:21.1%)となれば、再度利上げの必要性を市場が催促していく形になるのではないでしょうか。このところのトルコリラのボラティリティが高まっていることもあり、今回の結果が注目されます。

比嘉洋

マネースクエア シニアコンサルタント

配信元: 達人の予想





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