パキスタン:カーン首相「無駄削減」 身を切る改革を率先 – 毎日新聞 – 毎日新聞

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 【ニューデリー松井聡】財政難のパキスタンで、8月に就任したイムラン・カーン首相が「無駄削減」のための改革を進めている。カーン氏は7月の総選挙で汚職一掃を公約に掲げ、政治家ら既得権益層の「ぜいたく」を批判。9月以降、首相公邸で生乳用に飼育していた水牛や、公用車を競売にかけた。

 パキスタンは中国と進めるインフラ整備事業「中パ経済回廊」に伴い、貿易収支赤字や対外債務が拡大。カーン政権には、「身を切る改革」を示し、増税や緊縮財政策への国民の理解を得たいという狙いもある。

 地元メディアによると、政府は9月17日、ベンツやレクサスなど政府所有の高級車61台を計1億8000万円相当で売却した。27日には高品質の水牛8頭を競売にかけ計210万円相当を売り上げた。ミルクティーを飲む習慣があるパキスタンでは、上質な生乳が好まれる。生乳の生産量は世界3位だ。

 一方、カーン氏は住居から首相公邸への約15キロの通勤にヘリコプターを使用。正確な費用は不明だが、燃料費だけで1キロごとに約1500円かかるとの試算もあり、野党などから「本気で改革する気がない」と批判も出ている。






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