「ニューノーマル」化する貿易、世界の製造業者は不安募らせる – ブルームバーグ

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貿易が未知の領域に入りつつあり、アジアから欧州まで製造業者が不安を募らせている。製造業活動を測る指数は、信頼感が世界中で持続的に弱くなっている状況を示している。

  中国の財新伝媒が3日発表した8月の中国製造業購買担当者指数(PMI)は50.6と、前月の50.8から低下。同指数は50を上回ると活動拡大、50を下回ると活動縮小を示す。海外からの新規受注は5カ月連続で減少した。ユーロ圏では、マークイット・エコノミクスが同日公表した8月の域内PMI改定値が54.6に下がり、2年弱ぶり低水準だったほか、新規受注も減少、事業期待は2015年以降で最も低かった。

  フランスの酒造最大手、ペルノ・リカールのアレクサンドル・リカール最高経営責任者(CEO)は、「不透明感とボラティリティーがちょっとしたニューノーマル(=新たな標準)となった世界に小さな新秩序が生まれている」と指摘。「われわれにとっては、自由貿易が最も重要だ」と強調した。

  トランプ米大統領の保護貿易姿勢を受け、世界が長年慣れ親しんだ事業環境が一変、輸出依存型産業は将来への不安が高まっているほか、コスト増にも見舞われている。信頼感は年初から著しく悪化し、不安をあおる要因は増すばかりだ。トランプ米大統領は中国からの輸入品2000億ドル(約22兆2200億円)相当への関税を、今週の公聴会が終了し次第発動したい考えだと、事情に詳しい関係者6人が先週明らかにしている。

  
原題:Global Trade’s ‘New Normal’ Dents Manufacturers’ Confidence (1)(抜粋)





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