中国の自動車輸入 過去最高に 7月、関税下げで – 日本経済新聞

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 【北京=原田逸策】中国の自動車の輸入が2018年7月に単月として過去最高を記録した。7月1日から乗用車の関税を25%から15%に下げたため。車の輸出拡大もあって日本や欧州は中国向け輸出を大幅に増やしたが米国は振るわなかった。中国が米国の追加関税への対抗措置として7月6日から車などに関税を25%上乗せしたため。貿易戦争が米国の対中輸出に響き始めた。

 中国税関総署が8日発表した7月の貿易統計(ドルベース)によると、車輸入の金額は前年同月比7割増の73億ドル(約8100億円)、台数も同5割増の16万5千台といずれも過去最高。7月の関税下げをにらみ6月は輸入が低調だった反動で増えた面もある。

 トヨタ自動車は日本から輸出するレクサスが好調で、7月の中国での販売台数が過去最高。一方、米テスラは中国での電気自動車の販売価格を2~3割上げた。米国から中国への輸出台数が多い独BMWは関税上げの影響が3億ユーロ(約390億円)にのぼる。

 中国は7月から車以外に日用品、家電、衣類など1400品目の関税を下げた。7月の中国の輸入をみると韓国(前年同月比31%増)、日本(同24%増)、欧州連合(同20%増)と大幅に増えたが、米国は11%増にとどまり「一人負け」。中国が25%の関税を上乗せした米国産大豆も大幅減とされ、7月の大豆輸入量は同21%減った。

 一方、中国の7月の対米輸出は前年同月比11%増と底堅かった。米国は340億ドル分の中国製品に25%の関税を上乗せしたが、好調な米国経済を背景に主力の携帯電話やパソコンが伸びたとみられる。さらなる追加関税をにらんだ駆け込み輸出が続いた公算もある。





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