30年上半期は10兆8441億円の経常黒字 旅行収支は過去最高 – 産経ニュース

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 財務省が8日発表した平成30年上半期(1~6月)の国際収支(速報)によると、海外とのモノやサービス、投資の取引状況を示す経常収支は前年同期比2・1%増の10兆8411億円の黒字となった。世界経済の好調で日本企業が海外子会社から得た配当金が増えた。また、日本への外国人旅行客が増え、旅行者が使うお金の出入りを示す旅行収支の黒字額が、比べられる8年以降、暦年半期で過去最高を記録した。

 経常収支の黒字幅は、上半期としては28年(10兆9575億円)以来、2年ぶりの高水準だった。

 経常収支のうち、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は1兆8150億円の黒字だったが、黒字幅は11・2%減少。自動車、半導体製造装置などの輸出は好調だったものの、原油価格が上昇し、輸入の伸びが輸出を上回った。

 企業が海外投資で得た利子や配当金などの動向を示す第1次所得収支の黒字額は6・8%増の10兆5324億円。世界経済の回復を背景に、半期では過去3番目の高水準だった。

 旅行者が国内で使う金額から、日本人が海外で支払う金額を差し引いた旅行収支は42・2%増の1兆2011億円の黒字となった。ただ、日本の海運大手が業務の一部を海外へ移した影響などで、旅行や輸送を含むサービス収支は4216億円の赤字となった。

 同時に発表した6月の経常収支は、前年同月比27・1%増の1兆1756億円の黒字だった。





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