【これからの見通し】ドル高の腰の強さを探る、半期に一度の米金融政策報告 – minkabu PRESS

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2018/07/13 15:55

【これからの見通し】ドル高の腰の強さを探る、半期に一度の米金融政策報告

 今週は次第にドル高の動きが優勢になってきており、きょうは米国関連のイベントに注目したい。経済統計は米輸入物価指数(6月)、米ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値(7月)が発表される。今週は米生産者物価と消費者物価指数が強い数字となり、ファンダメンタルズ面からドル相場の下支えとなった。きょうの6月輸入物価指数も前月比が+0.1%と伸び悩みも、前年比では+4.6%と伸びが加速する見込み。ミシガン大消費者信頼感速報値は98.0と前回98.2とほぼ同水準。新たな材料としてはややインパクトは弱そうだ。

 日本時間14日零時にはFRBが半期に一度の金融政策報告を公表する。来週のパウエル議長の議会証言に向けての重要な参考資料となる。トランプ政権の政策には通商政策が世界的な懸念材料となっている。一方で、減税政策は国内企業への追加燃料としてアクセルとなる。今週から始まった一連の米企業決算で業績動向が参照されることとなる。きょうはJPモルガン、シティ、ウェルズファーゴなど主要金融機関の決算が発表される。

 今週のドル高の背景としては、短期的なポジション調整の面も指摘されそうだが、今後、腰の強いドル高相場となるのかどうか。米金融政策報告では、ファンダメンタルズ面に加えて、トランプ政策に対する評価が注目されよう。米国第一主義を標榜しているだけに、短期的には米景気のための政策と評価されるのか。長期的な視点でリスクを指摘するのか。興味深い。

 ロンドン市場では、英国関連の動向が注目される。きょうはトランプ米大統領が訪英しており、メイ英首相と会談を行う。混乱の渦中にあるメイ英政権だが、トランプ大統領からはどのような発言が飛び出してくるのか。また、カンリフ英中銀副総裁の講演が予定されており、8月利上げ観測が根強い市場はその発言内容に敏感に反応しそうだ。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

配信元: Klug FX(クルークFX)





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