京都・宇治の69公共施設、一斉値上げへ 市民ら反発も – 京都新聞

Home » 07貿易 » 京都・宇治の69公共施設、一斉値上げへ 市民ら反発も – 京都新聞
07貿易, サービス収支 コメントはまだありません



JR宇治駅南自転車等駐車場の前に立つ、料金改定を知らせる看板(宇治市宇治)
JR宇治駅南自転車等駐車場の前に立つ、料金改定を知らせる看板(宇治市宇治)

 京都府宇治市は7月1日、公共施設の使用料を一斉に値上げする。市が進める財政健全化の一環で、25%ほど増額する施設が多い。市民の反発もある中、市は「今後も丁寧に説明していく」としている。

 市は、少子高齢化や市税の伸び悩みで、本年度から4年間で計85億円の収支不足を見込み、財政健全化推進プランを策定。人件費や補助金といった歳出減を目指す一方、歳入確保策として公共施設の使用料アップなどを盛り込み、本年度当初予算案を編成した。

 市議会3月定例会では、議員から「市民サービスの低下だ」などと反発が相次ぎ、予算案は賛成と反対が同数となり議長裁決で可決した。市民に丁寧な説明を求める付帯決議も付いた。

 使用料の値上げについて、市は6月までを市民への周知期間とし、広報誌やホームページ、リーフレットで情報を伝えてきた。値上げの対象は、文化会館や各コミュニティセンター、斎場や植物公園を含む69施設。開設から使用料が変わっていない施設が多く、改定率は利用者の受益と負担の公平性や、近隣自治体の料金も考慮したという。使用料改定などで本年度計9千万円の増収を見込む。

 市内に17ある市営駐輪場の使用料は全区分平均で29・6%増。6カ月の定期利用で新旧の料金差が1万円近い区分もあり、旧料金が適用される6月中に長期利用を申し込む人も多いという。

 「JR宇治駅南自転車等駐車場」を利用する主婦の畑枝里さん(30)=同市南陵町=は「財政難なら値上げも仕方ないけど、もう少し段階的に上げてほしかった。もっと情報発信にも力を入れてほしい」と指摘する。料金改定の詳細は市ホームページで確認でき、各施設にも資料がある。

■使用料が値上げされる主な宇治市の施設(カッコ内はおおむねの増額率)

 文化会館(10%)▽西小倉、東宇治、南宇治、槙島の各コミュニティセンター(25%)▽産業会館(同)▽生涯学習センター(同)▽アクトパル宇治(同)▽男女共同参画支援センター(同)▽植物公園(20~25%)▽市営駐輪場(全区分の平均29・6%)

【 2018年06月30日 10時00分 】





コメントを残す