入居率99.61%。三河エリアで受けるガレージハウスとは? – 健美家株式会社

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愛知県内では車での移動が基本。ロードサイド店は広大な駐車場を備えている
愛知県内では車での移動が基本。ロードサイド店は広大な駐車場を備えている

地域によって受ける物件は異なる。だが、ここまで異なるとは!と認識を新たにしたのが豊橋周辺、いわゆる三河エリアで受けているというガレージハウスである。

愛知県は言わずとしれたトヨタ自動車のお膝元。トヨタ自動車がくしゃみをすると愛知県が風邪をひくとまで言われており、実際に不動産評価サービスを手掛けるタスが出している賃貸住宅市場レポートでもトヨタが好況の時期には入居率が高まるという結果が出ているほど。

首都圏でガレージハウスというとバイク専用が多いようだが、車で想定してみる手はある
首都圏でガレージハウスというとバイク専用が多いようだが、車で想定してみる手はある

そのせいか、車の保有率は非常に高く、それがあっての結果なのだろうか、地元でアパート、マンションや住宅建設を手がけるサンエムのガレージハウスが大人気なのだ。

この5年間で同社が手がけたガレージハウスは70物件260戸。そのうち、2018年5月の段階で空室はわずか1室というのである。しかも、常時30〜50人の入居希望者がいるというから、その並外れた人気が分かるというものである。

室内の造作がないので1階に特殊なスペースを作っても工事費が高くなるわけではない
室内の造作がないので1階に特殊なスペースを作っても工事費が高くなるわけではない

物件は建物1階にいわゆるインナーガレージを備えたもので、床は水も流せるコンクリート。

スロップシンク、照明などもあるので車好き、オートバイ好きなどの人にはもちろん、絵画、彫刻や木工などの趣味のある人、キャンプ用品等の大型アウトドアグッズを持っている人などにも受けているのだという。

建てる側にも大きなメリットがある。まず、愛知県で一般の賃貸住宅を建てる場合には駐車場は必須であるのはもちろん、場合によっては1戸に2台分を用意するなどの必要があり、広い敷地でなければ建てられなかった。

だが、それをインナーガレージにすることで狭小地にも建てられるようになった。最も狭い戸建ガレージハウスだと最小敷地は55.05?(16,55坪)で済むという。

また、採算性も高いという。それは外構費があまりかからないという点から。

一般的な物件の場合敷地内の舗装、アプローチ、門その他の付帯工事でで本体価格の20%は必要だというが、ガレージハウスならそれが10%以下で済むというのだ。5000万円が本体価格だとしたら、これまで1000万円だったものが500万円で済む。収支が良くなるのは当然だ。

しかも、外構が要らないということはメンテナンスにお金がかからないということでもある。これはダブルで嬉しいはずだ。

また、わざわざ車やバイク、趣味のために家を借りようとする人は比較的属性が良く、これまでの例だと原状回復時にクリーニングだけで済むことが多いそうだ。シャッター内に私物等を入れておくことになるため、建物周辺が散らからないというメリットもある。

車社会だからという考え方もあるが、過去に記事でご紹介した事例の中に店舗付き住宅をそのままの形で貸して成功したというものがあったことを考えると、ガレージ、アトリエなどと自由に使える空間のある住まいのニーズは確実にあるように思われる。

また、同エリアでは戸建賃貸にも人気が集まっている。こちらは建てた30物件のうち、やはり空室は1棟だけという。

三河エリアで住宅を建てるとすると駐車場なども含め、数十坪単位の土地が必要というのが常識だが、賃貸戸建なら22坪くらいから建てられる。かつ集合住宅ではなく、戸建てとして建てておけば将来相続が必要になった場合に分割が可能である。

この辺りの土地事情は他のエリアでの参考にはなりにくいが、将来の相続を睨んであえて戸建という考えはありうるのではなかろうか。

健美家編集部(協力:中川寛子)







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