NTT東西 「紙」縮小 ピーク時の1割未満 – SankeiBiz(サンケイビズ) – SankeiBiz

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 来年からNTT東西の電報の電話受付時間が短縮される。メールや無料通信アプリ「LINE(ライン)」などで瞬時にメッセージを送れるようになり、取扱通数は最盛期の1割未満まで減少。結婚式など儀礼的な場面での利用が大半で、NTT以外でも紙媒体による連絡手段のサービスは縮小傾向になっている。

 電報の取扱通数は、ピーク時の1963年度には全国で9461万通あったが、2016年度には717万通にとどまり、うち9割以上が慶弔用だった。「危篤」などの定型文が送れる緊急定文電報は全体の1%未満という。電報事業の16年度の収支は、NTT西は1億円の黒字だったが、NTT東は3億円の赤字を計上した。

 こうした取扱通数の減少と収支悪化を踏まえ、両社は9月、受付時間の変更などを総務省に申請。パブリックコメントでは電報について「廃止を行ってよいのでは」との意見も寄せられ、11月末に総務省が変更を認可した。

 緊急定文電報について、NTT東の担当者は「数は少ないながら利用者はいるので、サービスをやめるという話にはなっていない」としている。

 一方、日本郵便も、顧客のメッセージを台紙に入れて相手先に配達する「レタックス」について、電話による受け付けを来年3月末で終了する。1981年にサービスを開始したが、2016年度の電話受付による取り扱いは数万件しかないためだ。郵便局窓口やインターネットなどでの受け付けは続ける。

 約240の国と地域に送ることができる国際電報を扱うKDDIでも、取扱通数は「極めて少なくなっている」(担当者)。1999年までは電話で24時間受け付けていたが、2008年からは月~土の午前9時~午後5時までに短縮している。





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