上海外為市場=人民元は下落、企業のドル買いと基準値の元安設定で – ロイター

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[上海 13日 ロイター] – 上海外国為替市場の人民元相場は、対米ドルで下落。企業のドル買い需要が続いていることや、海外市場でのドル高を受けた基準値の元安設定が背景となった。

ドルは、米国債利回りが上昇する中、対主要通貨で買われた。

中国人民銀行(中央銀行)は、この日の人民元の対ドル基準値(中間値)を1ドル=6.6347元と、約2週間ぶりとなる大幅な元安に設定。これは前営業日の基準値(6.6282元)に比べ0.65ポイント(0.1%)の元安水準となる。

スポット市場の人民元は6.6510元で始まった後、中盤時点で6.6473元で推移。これは前営業日終値に比べ62ポイントの元安、基準値に比べ0.19%の元安。

オフショア市場の人民元は6.6565元と、オンショアの水準に比べて0.14%の元安。

トレーダーによると、企業の季節的なドル買い需要が元のスポット相場を押し下げている。一部の石油会社や他の企業は通常、資金面のニーズから月半ばにドルを必要とするという。

中国の朱光耀財務次官は前週末10日、金融セクターの開放を進める適切な時期が来たと述べ、金融合弁会社の外資出資比率について、上限を51%に引き上げる方針を示した。市場参加者によると、スポット相場に直接の影響はなかったものの、長期的には元や資金流入を支援する見込みだという。

OANDAのアジア太平洋トレーディング部門責任者、スティーブン・イネス氏は、市場は「すぐに実施可能な何かが起きるまでには時間がかあることを、慎重に理解しつつある。ただ、中国金融市場の海外への開放は、この国が海外直接投資(FDI)の拡大を目指していることを明確に物語っている」と述べた。

元は前週、対ドルで0.05%下落したが、中国外貨取引センター(CFETS)の貿易加重ベースによるCFETS人民元指数は約0.3%の低下だった。週間で発表されるこの指数は10日、95.05だった。

主要6通貨に対するドル指数は94.52と、前営業日終値の94.391から上昇。

オフショアの1年物ノンデリバラブル・フォワード(NDF)は6.7995元と、基準値に比べ2.42%の元安で推移している。



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