習主席がトランプ大統領をリード、東南アジアでの米中の影響力争い – ブルームバーグ

Home » 07貿易 » 習主席がトランプ大統領をリード、東南アジアでの米中の影響力争い – ブルームバーグ
07貿易, 直接投資 コメントはまだありません



東南アジアでの影響力拡大を図っている世界の経済大国トップ2の争いでは、幸先良いスタートを切った中国が米国をリードしているようだ。

  習近平国家主席が自由貿易協定の交渉を推進しているほか、自身の掲げる現代版シルクロード「一帯一路」構想の一環として大規模なインフラプロジェクトを進めており、同地域での中国のプレゼンスは大きくなりつつある。

  今月中旬までのトランプ大統領によるアジア歴訪は、米大統領による同地域への訪問期間としてこの25年間で最長となる。しかし、トランプ氏が2国間交渉を通じた「米国第一」のアプローチに傾斜して環太平洋連携協定(TPP)から離脱した後、域内各国は貿易の枠組みを再構築しようと奔走している。

  トランプ大統領は14日にフィリピンで行われる東アジアサミットへの出席を当初は見送る方針だったが、その後、東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国や他の主要国が集う同会議への参加を一転して表明した。同大統領は就任後、シンガポールとマレーシア、タイ、ベトナム、インドネシアの各国首脳と個別に会談した。

  中国は東南アジア諸国との貿易で米国との差を大きく広げている。10年前はASEANと中国、ASEANと米国の貿易額はほぼ同規模だった。

  投資での争いは貿易に比べると動きが激しいが、ASEANのデータによると、2010年以降は米企業の対ASEAN投資が中国企業のそれを一貫して上回っている。だが昨年は両国の直接投資額の差がわずか24億ドル(約2730億円)と、この5年間で最も縮小した。

原題:Xi Gets Head Start on Trump in Contest for Southeast Asian Money(抜粋)



最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE



コメントを残す