独貿易収支、6月貿易黒字は212億ユーロ 16年8月以来の高水準 – エキサイトニュース

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[ベルリン 8日 ロイター] – ドイツ連邦統計庁が8日発表した6月の貿易統計(季節調整済み)で、輸出は前月比2.8%減、輸入は4.5%減となり、ともに予想を下回った。
輸出は2015年8月以来、輸入は09年1月以来の大幅減。ロイターがまとめた市場予想は、輸出が0.3%減、輸入が0.2%増だった。
アナリストは輸出入ともに下落したことについて、ドイツ製品への強い需要を受けて5カ月にわたって成長が続いた後のテクニカルな修正だと指摘。
ウニクレディトのアンドレアス・リース氏は、上向きのトレンドは続いているとした上で、「世界経済は回復が続くはずで、それによりドイツは下半期にかなりの恩恵を受けるだろう」との見方を示した。
また、INGのエコノミスト、カルステン・ブレゼスキ氏は「貿易統計が独産業にとって新たな失望材料となっても、独経済が突然ピークを打ったとは思わない」とし、堅調な景況感指数が景気回復の継続を示しているほか、9月の総選挙後に投資が増えることなどで、しっかりした景気循環が来年まで続くのではないかと述べた。
貿易収支は212億ユーロの黒字。黒字額は16年8月以来の高水準となり、予想の210億ユーロを上回った。5月は203億ユーロだった。
また、経常収支は236億ユーロの黒字に拡大。5月は160億ユーロの黒字に下方修正された。
国際通貨基金(IMF)は5月、ドイツの大規模かつ持続的な経常黒字は国内の貯蓄水準が高いことや、海外への投資により良い機会があることを反映していると指摘。「ドイツは強みを保護し、対外不均衡の是正など課題に対処するため、一連の協調的な財政・構造政策を採用すべき」とした。
今回の統計で、経常黒字拡大に対しいっそうの批判が集まる可能性がある。
*内容を追加しました。

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