安倍首相、3選へ実績前面=石破氏の地方票浸透警戒-自民総裁選 – 時事通信

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囲む会で気勢を上げる安倍晋三首相(中央)ら=11日午後、山口市

 首相は11日、地元山口県での講演で、自民党総裁3選に強い意欲を示すとともに、経済を中心に政権の実績を訴えた。今後、地方振興に力点を置く方針も強調した。対抗馬の元幹事長は、首相の政治手法を批判しながら一般党員らの「地方票」への浸透を図っており、石破氏の動きに対する警戒感が濃くにじむ内容となった。
 「大都市だけでなく、地方にもチャンスが出てきている」。首相は山口市で11日に開かれた党県連主催の「首相を囲む会」で、各地の有効求人倍率や最低賃金の上昇、法人税収の増加などを数字を並べてアピール。訪日観光客が増えたことにも触れ、「地方創生の起爆剤にしたい」と語った。
 安全保障関連法の成立など外交・安保分野の取り組みにも言及し、「(日米)同盟はその絆を強くした」と胸を張った。
 石破氏は10日の出馬表明に当たり、森友・加計学園問題などを念頭に「正直、公正」な政治への転換を主張。地方創生担当相を務めた経歴を基に地方重視の姿勢も示した。11日の鳥取県米子市での会合で「自民党は国会議員のための党ではなく、党員のための党だ」と語るなど、地方議員や一般党員への働き掛けを強めている。
 9月の総裁選に向け、首相は405の国会議員票の7割以上を確保したとみられ、優位に立つ。しかし、同じ405票が割り当てられる地方票の動向はなお不透明で、党員の中には「安倍政治」への不満も聞かれる。首相の出身派閥の細田派の会長は「総裁選では今までも、票を開けてみたら意外な結果が出たことがある」と最後まで手綱を緩めない考えだ。
 首相陣営は今後の選挙戦でも、アベノミクスの成果を訴えの軸に据え、石破氏が看板とする地方創生についても対抗して主張していく構え。「現職と挑戦者の最大の差は実績の有無だ」。細田派幹部は、現職の利を最大限に生かす考えを示している。(2018/08/11-18:42)


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