連日の米株大幅安を受け続落か(先読み株式相場) – 日本経済新聞

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12日の東京株式市場で日経平均株価は続落しそうだ。11日の米ダウ工業株30種平均が連日の大幅安となったことで日本株にも売りが先行するだろう。米長期金利の上昇や米国発の貿易摩擦の激化が世界経済を悪化させかねないとの警戒感から、投資家心理は弱気に傾きやすい。半面、最近の一方的な下落を受け、下値では値ごろ感に着目した打診買いも入るとみられる。日経平均は2万2400円台を中心とした動きとなりそうだ。

11日の米ダウ工業株30種平均は前日比545ドル安の2万5052ドルと3日続落し、7月以来の安い水準をつけた。米株の予想変動率を示す変動性指数(VIX)が2月中旬以来の高水準をつけるなど、市場の不安心理は高まっている。原油先物相場の下落も重荷に、投資家のリスク回避姿勢の強まりが株売りを加速させている。12日の東京市場でも世界景気の減速懸念が強まる中、機械や素材といった景気敏感株への売りが続く可能性が高い。

もっとも内需関連を中心に、堅調な企業業績に着目した買いは入りそうだ。個別ではファストリに注目が集まる。11日発表した2018年8月期の連結決算(国際会計基準)で、今期(19年8月期)の純利益について前期比7%増の1650億円との見通しを示した。中国や東南アジアを中心に海外事業の拡大を見込んでおり、好感した買いが優勢になれば日経平均を下支えする展開も想定される。

下落が続いた週末とあって、先物の売り方による買い戻しは入りやすい。円相場も1ドル=112円近辺と円高・ドル安の動きは限定的とあって、朝安後の底堅さを好感した買いで下げ渋るとの見方も多い。

18年3~8月期の連結純利益が2年連続で過去最高となったセブン&アイドンキHDとの提携を発表したユニファミマなどコンビニ関連銘柄の動向には引き続き関心が高い。

株価指数オプション10月物の特別清算指数(SQ)の算出を迎える。経済産業省が8月の第3次産業活動指数を発表する。投資信託協会が取引終了後に9月の投信概況を公表する。高島屋東宝の18年3~8月期決算発表も予定されている。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕





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