月初め、なぜ株価上がる?2月で20カ月連続に – 日本経済新聞

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1日の東京株式市場では日経平均株価が387円(1.7%)上昇し、20カ月連続で月の第1営業日の株価が上昇した。積み立て投資を手掛ける個人の資金が月初に買い付けにまわる傾向があり、需給面での支えになっているようだ。

月初の株高は2016年7月から続き、市場で話題になっている。一因は増加が続いている個人の積み立て投資。投資信託の積み立てでは、「買い付け日を1日に設定する投資家が最も多い」(松井証券)という。「日本株インデックス投信の場合は約定日に株を買い付ける」(三井住友アセットマネジメントの今井良和氏)ため、月初高の支援材料になる。

債券運用が中心だった機関投資家も「一部は株式比率引き上げに動いていおり、月初にまとまった額の買いを入れている」(国内証券)という。この結果、短期マネーが先回りする動きも出ているもよう。「売買スパンが1日未満の短期の海外勢が、月初高傾向に着目した買いを入れる動きが強まっている」(みずほ証券の三浦豊氏)との指摘がある。

定期定額での積み立て投資は「ドルコスト平均法」と呼ばれる手法だ。高値局面では買い付ける株式数が抑えられ、安値局目では多く買うことになるため長期の運用成績を押し上げる効果があるとされる。

この意味では、積み立ての買いが月初に集中すると、個々の投資家の運用効率は低下する恐れがある。積み立て投資が普及していくなかで、買い付け日を「分散」させていくといった工夫も必要になっている。





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