東京都内で「スポーツ産業見本市」 パラリンピックへ技術開発 – 日本経済新聞

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 東京都は31日、スポーツ関連企業を集めた「スポーツ産業見本市」を初めて開催した。スポーツ用品大手のほか、車いすや義足メーカーなど約30社が参加。都は2020年の東京パラリンピックに向け、関連企業の技術開発や製品普及を後押しする狙いだ。

 見本市は31日から11月2日まで東京ビッグサイト(東京・江東)で開かれる国内最大級の産業見本市「産業交流展2016」の一つとして開かれた。

 義足メーカーのサイボーグ(同・渋谷)は、リオデジャネイロ・パラリンピックの陸上男子400メートルリレー(切断など)で銅メダルを獲得した佐藤圭太選手の義足を製作した。今回の見本市には、軽くて強い炭素繊維強化プラスチック製の義足を出展。健常者より速いタイムでゴールすることを目指す。

 遠藤謙社長は「いま障害者だと思われている人が、10年後に障害者と思われない時代が来るようにしたい」と意気込む。

 オーエックスエンジニアリング(千葉市)は、テニスやバスケットボール、陸上競技に使う車いすを出展した。これまでに夏・冬あわせて122個のメダル獲得に貢献。リオ大会では車いすテニスで銅メダルを獲得した上地結衣選手らの車いすを製作した。

 川口幸治・広報室長は「車いす競技の人口は減っている。東京パラリンピックを機に、子ども向けの競技用車いすの開発を進めたい」と話す。

 会場を視察した小池百合子知事は「日本の技術力をこの分野に生かせば成長戦略になり、パラリンピック選手も応援できる」と強調した。

 都は31日、五輪に向けて優れた製品やサービスを競う「世界発信コンペティション」の今年度の入賞企業を表彰した。スポーツ衣料加工のエヌエスケーエコーマーク(東京・新宿)や翻訳ベンチャーのPIJIN(同・中央)が大賞を取った。受賞企業には開発や販売に使う奨励金を交付する。





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