タイムワーナー買収総額8.8兆円で調整 AT&T、米紙報道 – 日本経済新聞

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 【ニューヨーク=中西豊紀】米通信大手のAT&Tはメディア大手のタイムワーナーを買収する方向で調整に入った。ウォール・ストリート・ジャーナル紙など複数の米メディアが21日に報じた。ロイター通信は買収総額が約850億ドル(8兆8200億円)と伝えた。AT&Tは主力の通信ビジネスが頭打ちとなるなか、買収で巨大メディア企業への転換を一気に狙うとみられる。

 米メディアは近く発表する見通しとしている。タイムワーナーの時価総額は約650億ドル(21日終値)。映画部門のワーナー・ブラザーズやニュース専門局のCNNなどを傘下に抱える。

 AT&Tは携帯電話事業で米2位だが、値下げ競争で収益は伸び悩み傾向だ。2015年に衛星放送大手のディレクTVを485億ドルで買収したほか、携帯端末向けの動画配信サービスも準備しているとされる。ただ「コンテンツを流す」業態だけでは成長に限界があるため、総合コンテンツ産業を目指すもようだ。

 一方、タイムワーナーも従来型のケーブルテレビから事業の枠組みを拡大しようとしている。8月には動画配信サービス「Hulu(フールー)」の株式を10%を取得すると発表するなど、ネット時代にあわせたコンテンツ企業の体制づくりを模索していた。

 ウォール・ストリート・ジャーナルによると、米アップルも数カ月前にタイムワーナーの買収を模索していた。現在はAT&Tとの交渉を注視しているという。





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