今日の株式見通し=反発、円高一服で買い戻し 低調な米経済指標は重し … – ロイター

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[東京 16日 ロイター] – きょうの東京株式市場で日経平均株価は反発する見通し。前日の米国株は下落したものの、1ドル110円台後半まで円安方向に振れた為替が日本株の支援材料となるとみられている。株安を見込んでいた短期筋のショートカバーが広がれば、2万円の大台を回復する場面も想定されるが、直近では低調な米経済指標が相次いでおり、一段の株高には慎重な姿勢が広がりやすい。

日経平均の予想レンジは1万9850円─2万0050円。

前日の米国株式市場で主要3指数はそろって下落した。ハイテク関連株が引き続き売られ、相場の重しとなったものの、S&P情報技術株指数.SPLRCTは0.48%安で終了。一時1.7%安となったが、引けにかけて下げ幅を縮小した。

米ニューヨーク、フィラデルフィアの両地区連銀が発表した製造業関連指標は市場予想を上回り、外為市場ではドル高が進行した。一方、5月の鉱工業生産指数は、製造業が0.4%低下し、予想の0.1%上昇に反してマイナスとなった。米連邦準備理事会(FRB)の追加利上げ決定前に発表された米経済指標も低調な内容となっており、米国の株式市場では、米経済成長に対する慎重な見方が強まっている。

日経平均先物9月限は、大阪取引所の夜間終値が1万9890円。シカゴの円建て清算値が1万9870円を付けており、序盤の東京市場では堅調な滑り出しが見込まれる。

きょうは日銀の金融政策決定会合の結果発表と、黒田総裁による会見が控えているが、「金融政策の現状維持がコンセンサス。相場を動かす材料にはならないだろう」(国内投信)との見方が多い。

SBI証券シニアマーケットアナリストの藤本誠之氏は「FRBの追加利上げ後、結果的に為替はドル高に走った格好。米ハイテク株が引けにかけて下げ幅を縮小したことも日本株にとって大きい」と指摘。1ドル111円台までの円安進行や、売り方の買い戻しが広がれば、日経平均2万円回復も視野に入るという。

一方、米10年債利回りは2.1%台後半。明確に底入れの兆しが出ているとは言い難い。国内自動車株や金融株の上値の重さが意識され続ければ、日本株も伸び悩む展開となりそうだ。





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