【個別銘柄】半導体株やソフバンク軟調、東芝急伸、保険高い – ブルームバーグ

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12日の日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は次の通り。

  半導体関連株:SCREENホールディングス(7735)が前営業日比3.2%安の8180円、東京エレクトロン(8035)が3%安の1万6395円、アドバンテスト(6857)が3.3%安の2087円など。9日の米国株市場ではアップル株が下落、エヌビディア株の急落もあり半導体の設計や製造などを手掛ける主要企業で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が4.2%安と大幅安となった。東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジストは、半導体関連株などは1年後の業績は悪くなるかもしれないという連想が出やすいとの見方を示していた。

  ソフトバンクグループ(9984):2.6%安の9228円。 ソフバンクが大株主となっている米エヌビディア株が9日に6.5%安と急反落した。日本アジア証券の清水三津雄エクイティ・ストラテジストは、ソフバンク株は先週末にかけて好調に推移していただけに、出資先であるエヌビディア株急落が冷や水をかける可能性が高いと指摘していた。

  東芝(6502):9.4%高の329.1円。メモリー事業売却を巡り、合弁相手の米ウエスタンデジタル(WD)が、追加的な譲歩を含む買収案を15日までに再提示することが分かった。産業革新機構を軸とする日米連合としての買収額を2兆円に引き上げる見通し。岡三証券の山本信一シニアストラテジストは、WDが譲歩してきたことを好感した動きだろうと語った。米原発建設プロジェクトに係る親会社保証として米サザン電力に36億8000万ドルを支払うことで合意したと10日に発表。東芝の保証責任は今回の合意額を上限に固定され、追加の費用負担は回避される。

  保険株:T&Dホールディングス(8795)が2.9%高の1711.5円、ソニーフィナンシャルホールディングス(8729)が2.1%高、第一生命ホールディングス(8750)が1.7%高、かんぽ生命保険(7181)が1.8%高など。UBS証券はT&DHDの投資判断を「中立」から「買い」、第一生命HとソニーFH、かんぽ生命は「売り」から「中立」に引き上げた。生保の企業価値を表すエンベディッド・バリューは、2016 年3月末や9月末対比で長期金利上昇や新契約獲得が順調なことで上振れ傾向にあり、株価EV倍率をベースとしたバリュエーションは切り上がっていると指摘。長期金利上昇生保セクターの割高感はなくなったとみる。東証1部33業種で保険は上昇率1位。

  日本触媒(4114):7.8%高の7370円。高吸水性樹脂(SAP)の海外向け価格を7月1日契約分から1トン当たり200ドル値上げすると9日に発表した。ゴールドマン・サックス証券は、17年はSAPの増設がないことを背景に需給がタイト化、SAPのマージンが回復するとのストーリーが現実味を帯びてきたと指摘。SAPの価格上昇を全く織り込まない会社計画(18年3月期営業利益は230億円)は保守的とみる。 投資判断は「買い」、目標株価は8300円を継続した。

  神戸製鋼所(5406):2.6%高の1079円。みずほ証券は9日に目標株価を1400円から1500円に引き上げた。粗鋼増産や中国での建機販売の回復などで、18年3月期業績は会社計画を上振れる可能性があると指摘。今期経常利益予想を390億円から525億円(会社計画500億円)、来期を670億円から700億円に増額した。また、今期末に1株当たり15円の復配を予想。

  パンダ関連株:中華レストランの本店を東京・上野に置く東天紅(8181)が6.7%高の224円、上野公園内にある老舗フランス料理の精養軒(9734)が6.5%高の936円。上野動物園(東京都台東区)は、妊娠の兆候から公開を中止していたジャイアントパンダのシンシンが12日に出産したと発表した。午前11時52分に子どもの声を確認、その後1頭の子どもの姿をモニターを通じて職員が確認した。パンダの赤ちゃん誕生による動物園への入園者数増加が業績拡大につながるとの期待が広がった。

  日揮(1963):3.8%高の1788円。アルジェリアの国営炭化水素公社(ソナトラック)から原油集積・処理設備建設プロジェクトを受注したと9日に発表。契約金額は約700億円。ソナトラックは同国の原油生産の重要拠点であるハッシメサウド地区北部の新規油田開発を進めており、納期は20年末を予定している。

  積水ハウス(1928):2.5%高の1945円。17年2-4月(第1四半期)営業利益は前年同期比26%増の339億円だった。賃貸住宅事業が2桁増益と好調。クレディ・スイス証券は、国内外で収益性の改善が確認されポジティブと評価。 第2四半期に計上予定の収益不動産の売却益を考慮すると、上期営業利益は会社計画(750億円)から100億円程度は上振れの可能性があるとみる。

  IHI(7013):2%高の407円。みずほ証は9日に投資判断を「中立」から「買い」、目標株価を320円から600円に引き上げた。 18年3月期営業利益は過去最高益の見通しだが、低採算案件が一掃される来期にかけてさらなる成長余地が大きいと分析。F-LNG・海洋構造物で多額損失を計上した愛知工場の生産撤退や事業売却など、収益力強化に向けた構造改革の動きが出てきた点もポジティブと評価した。

  ぐるなび(2440):5%安の1796円。クレディ・スイス証券は9日に目標株価を2600円から2000円に引き下げた。既存店舗からの受注減少が懸念される状況で、業績トレンドは同証想定よりも低調になる可能性があると指摘。18年3月期営業利益予想を77億円から72億円(会社計画69億円)、来期を84億円から76億円に下方修正した。

  鳥貴族(3193):8.7%安の2541円。17年9月期営業利益予想を19億5900万円から13億2100万円に下方修正すると9日に発表。従来の23%増益予想から一転17%減益を見込む。通期の直営店の新規出店数が当初計画に対して21店舗未達になる見通しであることに加え、高原価商品の出数増加で原価率の改善が限定的な上、人件費などのコスト削減効果も想定を下回る見通し。
  
  沖縄電力(9511):4.5%安の2576円。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は投資判断を「中立」から「アンダーウエート」、目標株価を1970円から1900円に引き下げた。17年3月期の販売電力量が同証予想を下回ったことを踏まえ、今期と来期の電力販売量の見通しを下方修正。これに伴い今期の経常利益予想を86億円から81億円(会社計画62億円)、来期を89億円から80億円に減額した。

  コメダホールディングス(3543):4.9%安の1878円。筆頭株主のファンド、MBKP IIIによる1195万6000株の売り出しに加え、オーバアロットメントによる売り出し(179万3300株)を行うと9日に発表した。売り出し価格は19日から22日の期間に決定される。需給悪化が懸念された。



(保険株の項目でEV倍率に訂正します.)
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