2018年の「独身の日」はアリババを筆頭に史上最大規模になる予測に【App Annie調べ】 – ECのミカタ

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アプリ市場データを提供するApp Annie(アップアニー社、本社:サンフランシスコ市、代表:Ted Krantz)はモバイルアプリのダウンロード数や収益、利用状況がわかるApp Annieのサービス「Intelligence」から、スマホアプリの最新トレンドを提供している。今回は中国国内でもECをはじめ一大ショッピングイベントとなっている「独身の日」に関する分析結果を公表した。

アリババが立役者

App Annie社によれば、中国において11月11日は独身の日と呼ばれ、消費者が自分に贈り物を買うことが一般的だ。恋人のいない若者たちが自らを祝う日として、1990年代に中国の大学生から始まったこの記念日を、中国の小売大手アリババが大規模なショッピングイベントへと発展させ同国内を中心に定着している。

世界に広がる「独身の日」

同社資料より(以下、同様)。

『独身の日』が始まった2009年には5,200万元(約760万ドル)だったアリババの取扱高は、7年後には1207億元(約177億ドル)にまで急増した。2017年の『独身の日』はオンラインショッピング最大の注目を集め、取引額253億ドルの新記録を出し、そのうち90%の取引がモバイル経由だった。

同社はまた、『独身の日』は、米国の『ブラックフライデー』『サイバーマンデー』と並び、小売企業がアプリのダウンロード数や、モバイルショッピングの顧客基盤を拡大し、ひいては収益を伸ばす上で重要な1日としている。

2017年の11月、アリババは独身の日を欧米に拡大させる取り組みを始め、結果として2017年の『独身の日』には世界のショッピングアプリのダウンロード数が、1年で最大となった。ダウンロード数はこの日だけで270万件を超えているという。

『独身の日』とその前後数日間のショッピングアプリ日次ダウンロード数は、中国、英国、米国、および全世界の、ショッピングアプリ日次ダウンロード数でほぼ1位か2位となった。注目すべきは、独身の日前後の期間に米国と英国でダウンロード数が急増しており、アリババの『独身の日』セールが世界に拡大している様子が浮き彫りとなっている。

アリババは2017年の『独身の日』を通じて、米国でのユーザー基盤を大幅に拡大することに成功ている。独身の日における、AliExpressのダウンロード数は、米国のiOSとGoogle Playを合わせたショッピングアプリダウンロード数トップ10の50%を占め、また同日2位に入ったアプリを300%も上回った。

『ブラックフライデー』には、Amazonのダウンロード数も同様の動きを見せたものの、Amazonは米国ではすでに大きなダウンロード基盤を有しているため、2位以下との差はそこまで大きくは開かなかった。

2018「独身の日」は歴代最大規模か?

App Annie社では、2018年の『独身の日』には、歴史上最大の消費支出が記録されるだけでなく、全世界のモバイルコマースの記録が更新されると予測。

具体的には、2018年の『独身の日』当日のアリババの取扱高は320億ドルを越え、モバイル経由での取引がその大部分を占めるという予測をしている。

目前に迫った今年の「独身の日」だが、同社の分析にもあるように、中国市場だけでなく北米をはじめ日本でも影響を与えつつあり、越境ECの加速とあわせてさらに大きな商機となりそうだ。

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