家族4人「最低限の生活」にいくら必要? 仙台市なら… – 朝日新聞

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 仙台市で30代夫妻と小学生、園児の子供がいる世帯が「人前に出て恥ずかしくない」最低限の生活をするには月40万円が必要――。全国労働組合総連合東北地方協議会(斎藤富春議長)は、仙台市で暮らす30~50代の4人家族の最低生計費をまとめた。

 東北6県の組合員に生計費の調査を依頼。約2100人が回答を寄せ、うち仙台市内分は500人ほどだった。「県内の最低賃金772円では、1日8時間働いても月12万円程度にとどまり生活できない」として、賃上げを訴えている。

 住居や食事などに関する数百項目にわたる支出額を合算。食料などの消費量は下から3割分、物の所有率は7割分を抽出するなどして、憲法25条が保障する「健康で文化的な最低限度の生活」を送るのに必要な生計費を算出した。

 その結果、30代世帯では月40万1千円(税抜き)。内訳は、住居費に42平方メートルの賃貸住宅の家賃5万9千円を計上。食費は10万3千円。昼は夫妻ともに弁当持参か自宅でとり、ともに月1回の会食や飲み会(4千円)に出席するとした。

 子どもの教育費は、園児は私立通いで2万4千円、小学生は公立で2千円。車関係費は軽自動車1台を持ち3万2千円。被服履物費は約1万円の背広2着を4年着て1万3千円。月1回の日帰り行楽も必要だとして、5千円を計上した。

 同様に、市内の40代夫妻と小学生、中学生の4人家族だと44万7千円。50代夫妻と首都圏の私立大学生、東北地方の高校生の4人家族で63万1千円となった。

 国の全国消費実態調査(2014年)によると、2人以上世帯の消費支出は県内平均で29万6千円。10万円以上の差があるが、協議会は「最低限の生活に必要な額を見積もった結果。価値観は多様化しているが、人前に出て恥ずかしくない生活を基準においた」と説明している。

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http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(井上充昌)





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