<NAMAHAGEダリア>高い市場評価の背景 流通関係者の「総選挙」でニーズ反映 – 河北新報

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<NAMAHAGEダリア>高い市場評価の背景 流通関係者の「総選挙」でニーズ反映

球根を切り分ける作業を行う鷲沢さん。育てて花開けば、来年の「選抜総選挙」の出品候補になる

今年9月の「選抜総選挙」で新たに選ばれた2種(秋田県提供)

 「NAMAHAGEダリア」が市場の評価を得ているのは、消費者の需要を的確につかんでいるからだ。そこには、国内有数の育種家が生み出す多様な品種から、小売りなどの流通関係者が人気投票「選抜総選挙」で絞り込む戦略がある。
 選抜総選挙は秋田県が2011年、大田市場(東京)で始めた。初回は咲き誇る約50種の中からNAMAHAGEパープルなど5種が「1期生」に選ばれ、12年にデビューした。総選挙のたびに品種が追加され、現在は28種。今年は「7期生」として2種が選ばれた。
 全品種の開発に携わるのが秋田市にある秋田国際ダリア園の代表、鷲沢幸治さん(70)。国内市場にダリアブームを巻き起こした「黒蝶(こくちょう)」など国内に流通する7割以上の品種開発を手掛けた「ダリアの神様」だ。
 県が発案した選抜総選挙を、鷲沢さんは「購入する側に、栽培してほしい品種を選ばせる。これ以上ない方法だ」と評価する。
 県園芸振興課によると、15年度の県内のダリア販売額は8774万円で全国5位、栽培面積9.5ヘクタール、生産戸数107はともに全国トップ。新規参入者が相次いでおり、栽培技術の格差が課題だという。
 大田市場で卸売業を営む大田花き(東京)の宍戸純営業本部グループリーダーは「選抜総選挙は時代に合った方法。栽培技術のレベル向上で、生産額は上がるはずだ」と指摘する。

2017年12月12日火曜日





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