東証大引け 反落、リスク回避の売り ゼネコンや金融株が下落 – 日本経済新聞

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 4日の東京株式市場で日経平均株価は反落した。終値は前日比172円98銭(0.91%)安の1万8810円25銭だった。下げ幅は一時270円を超えた。米新車販売台数の減少などを受け、米国景気の先行きへの楽観的な見方が後退した。これまで米政策期待を背景に上昇していた金融株などに売りが出た。外国為替市場では米金利低下を背景に円相場が強含み、投資家は運用リスクを避ける姿勢を強めた。

 JPX日経インデックス400は反落し、前日比101.45ポイント(0.75%)安の1万3463.23だった。東証株価指数(TOPIX)も反落し、12.49ポイント(0.82%)安の1504.54だった。いずれも年初来安値を更新した。

 日本株の先高観が後退し、ヘッジファンドなど短期売買を手がける投資家が株価指数先物を売った。先物の下落に伴って現物株には裁定解消売りが広がった。午後には欧州投資家の売りが目立った。

 ロシアの地下鉄で爆発事件が起きた。米国が独自に北朝鮮を制裁の対象とする動きも伝わり、買い材料が乏しい中で地政学リスクの高まりが警戒された。

 東証1部の売買代金は概算で2兆5741億円。売買高は22億6050万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1620と全体の8割を超えた。値上がりは325、変わらずは67銘柄だった。

 米長期金利の低下を受けて第一生命HD三菱UFJが下落した。米新車販売台数の減少が嫌気され、自動車のトヨタホンダの下げも目立った。決算発表を再々延期する可能性が伝わった東芝は一時10%安となった。2016年12月~17年2月期決算を発表したキユーピーは大幅安。先物が下げたことで、ファストリソフトバンクなど値がさ株も売りが優勢となった。公正取引委員会が立ち入り検査したと伝わったゼネコンの鹿島は午後に下げに転じた。

 一方、最高益の更新が伝わったしまむらは上昇し、ニトリHDが上げた。塩野義など医薬株も買いを集めた。JR東日本JR東海など内需株の一角が上げた。

 東証2部株価指数は反落した。MCJJトラストが下げた。シャープ朝日インテクは上げた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕





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