ベトナム、自動車部品の関税下げ検討 コスト削減で競争力向上 … – SankeiBiz

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 ベトナムは、自動車部品の輸入関税引き下げを検討している。同国の自動車メーカーは、多くの部品を輸入し組み立てる方式で自動車を生産しており、部品の輸入関税引き下げによるコスト削減で販売価格の低下を図り、輸入車との競争力向上を狙う。国営ベトナム・ニューズなどが報じた。

 引き下げの対象となるのは、9人乗り以下の乗用車と積載量5トン以下のトラックに使用される部品となっている。

 財務省が提案する2つの引き下げ案をみると、第1案は、163の部品について関税を撤廃し、部品全体の平均関税率を現行の15%から、乗用車で7%、トラックで1%とする。

 第2案は、現在、関税率が3~50%のエンジンなど同国で製造されていない19の部品について関税を撤廃する。それに伴い部品全体の平均関税率は乗用車で10%、トラックで7.9%となる見通しだ。

 引き下げ案が承認されれば、2018年1月から22年にかけて適用される。

 18年1月から東南アジア諸国連合(ASEAN)域内で完成車の輸入関税が撤廃されることにより、ベトナムでは輸入車の値下がりが見込まれる。同国の自動車産業はさらに厳しい競争を強いられることが予測されるなか、政府は同産業の保護に向けた動きを強めていることが背景にある。

 同国自動車工業会によると、今年1~8月の新車販売台数は前年同期比6%減の17万7037台だった。関税撤廃を見越し、買い控えの傾向が顕著となっている。さらに、同国では輸入車を好む傾向が高まっており、同期の新車販売台数の内訳をみると、国内での組立車が同11%減の12万6984台に対し、輸入車は10%増の5万53台だった。(シンガポール支局)

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