捨てるなんてもったいない 外葉や芯からエキスを抽出 「キャベツサイダー」登場 群馬の食品会社 – 日本農業新聞

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 ギョーザなど1日100万個を製造するみまつ食品(前橋市)は、今夏から「キャベツサイダー」の販売を始めた。ギョーザなどの製造過程で出るキャベツの芯や外葉からエキスを抽出して活用。生産者からも「キャベツを無駄なく使ってもらってうれしい」と好評だ。

 同社は群馬県の嬬恋村や伊勢崎市、藤岡市などを中心に40戸の農家からキャベツを仕入れ、使用量は1日6トンに上る。利用されない外葉や芯は200キロあり、廃棄を余儀なくされてきた。

 同社開発部長の古澤篤志さん(41)は「丹精して作ってくれた農家を思うと、捨てるのはもったいない」と、7年前から活用を模索。乾燥や粉末化など試行錯誤する中、たどり着いたのが「使いやすいのは液体」という結論。そこで外葉や芯からエキスを抽出することにした。

 キャベツの風味を出すには濃縮する必要があるが、エキスを沸点近くまで煮詰めると焦げ臭が出やすい。3年かけて、55度前後の低温でじっくり煮詰めて3倍に濃縮し、爽やかな風味を出すことに成功。神奈川県川崎市の炭酸飲料製造会社の協力で、エキスを使ったサイダーの製造にこぎ着けた。

 前橋市の同社工場直売店や、JR高崎駅構内の県産品販売の「群馬いろは」などで230円(340ミリリットル入り)で販売。インターネットでの販売も計画している。





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