化粧品売り場、熱い戦い=訪日客にもアピール-百貨店・商業施設 – 時事通信

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03消費, 全国百貨店売上高 コメントはまだありません



複合商業施設「GINZA SIX(ギンザシックス)」の化粧品売り場=4月14日、東京・銀座

 東京都心部の百貨店や大型商業施設が化粧品売り場の強化を競っている。主力の衣料品販売が落ち込み、「デパ地下」の食料品も伸び悩む中、化粧品は唯一、好調を維持。「化粧品は一度気に入られると、他のブラドに流れにくい商材」(百貨店大手)のため、業界は新たな顧客の獲得に向け、特徴ある売り場づくりに懸命だ。
 日本百貨店協会によると、2016年の全国百貨店の商品別売上高は、全体の3割前後を占める衣料品と食料品がそれぞれ前年比5.8%、1.0%のマイナス。家庭用品なども減少する中、化粧品は9.6%増と独り気を吐いた。中国など訪日外国人観光客の「爆買い」は終息したとされるが、化粧品は依然、購入意欲が旺盛という。
 は4月、消費税や酒税などが免除される「空港型免税店」を東京・新宿にオープン。売り場の約4割を化粧品が占め、カウンセリングサービスを充実させた。肌の診断のほか、化粧品の使い方などを丁寧に伝え、新たなユーザー獲得に努めている。
 旧松坂屋銀座店の跡地に4月に開業した複合商業施設「GINZA SIX(ギンザシックス)」(東京都中央区)。地下1階の化粧品フロアでは、約3分の1に当たる11店舗が視線を気にせずに化粧やエステを受けられる個室を設置した。「コト」体験を通じて販売増につなげるのが狙いで、フロア売上高の25%以上を訪日客で確保することを目指している。

複合商業施設「GINZA SIX(ギンザシックス)」の直営店にある個室=4月14日、東京都中央区

 このフロアに開設され、エステが受けられるコーの直営店「メゾンデコルテ」では、3時間で10万8000円の最上位コースを用意した。利用者の大半は日本人だが「ぜいを尽くした体験は、目の肥えた訪日リピーターも満足できる」(城田良子サロンチーフマネージャー)と、海外PRも強化する予定だ。
 大型商業施設マロニエゲート(中央区)も3月の改装を機に化粧品売り場を拡張。中国で一般的なスマートフォンによる代金決済サービスを導入した。6月に銀座店を新規オープンするロフト(渋谷区)は、発売前の化粧品を試せるコーナーを設置する。日本のOLらを主な顧客層と想定しているが、訪日客のニーズにも応えられるとみている。(2017/06/07-17:12) 関連ニュース

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