温泉でストレス緩和=長野・地獄谷のニホンザル-京大 – 時事通信

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地獄谷の温泉に入るニホンザル=長野県山ノ内町の地獄谷野猿公苑(タケシタ京都大霊長類研究所研究員提供)

 温泉に入ることで知られる長野県山ノ内町・地獄谷のニホンザルは、冬場に入浴することで体を温め、ストレスを緩和していることが分かった。京都大霊長類研究所のラファエラ・サユリ・タケシタ研究員らのチームが、ふんを分析して確認した。論文は日本モンキーセンター(愛知県犬山市)の国際学術誌プリメイツに3日、掲載された。
 ニホンザルは世界で最も北に住むサルで、冬に頻繁に温泉に入るため、体を温めるのが目的と推測されていた。今回の分析結果について、研究チームは「サルは冬の寒さによるストレスを緩和し、繁殖や生存の可能性を高めていることが示唆された」としている。
 研究チームは2014年、春の出産(4~6月)と冬の交尾(10~12月)の各シーズンに、入浴する12頭の雌(5~24歳)が温泉に漬かる時間などを観察。週に1度でも入浴したサルと、しなかったサルのふんに含まれるストレスホルモン「コルチゾール」の濃度を測定した。
 冬に入浴したサルは、していないサルに比べ、コルチゾール濃度が週平均で約20%低かった。統計学的手法で要因を分析した結果、温泉入浴が濃度低下に最も寄与していることが分かったという。冬に入浴した12頭のうち、8頭は春に子どもが生まれた。(2018/04/04-00:22)


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