7-9月GDP年率2.5%増に上方修正-市場予想上回る – ブルームバーグ

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7-9月期の実質国内総生産(GDP、改定値)は、速報値から上方修正された。市場予想を上回った。設備投資が引き上げられたことが要因。内閣府が8日発表した。

キーポイント

  • 7-9月期GDPは前期比0.6%増と速報値(0.3%増)から上方修正(ブルームバーグ調査の予想中央値は0.4%増)
  • 年率換算は2.5%増と速報値(1.4%増)から上方修正(予想は1.5%増)
  • GDP全体の約6割を占める個人消費は0.5%減と速報値(0.5%減)から変わらず(予想は0.5%減)
  • 設備投資は1.1%増と速報値(0.2%増)から上方修正(予想は0.4%増)
  • 10月の経常収支は前年同月比40.7%増の2兆1764億円の黒字(予想は1兆7210億円の黒字)-黒字幅は4カ月連続拡大

背景

  7-9月期の実質GDP速報値は、好調な世界経済を背景に外需主導で16年半ぶりに7期連続のプラス成長を記録していた。財務省が発表した法人企業統計では、GDP改定値に反映されるソフトウエアを除く設備投資は前年同期比4.3%増と市場予想を上回った。電気機械、鉄鋼に加え、サービス業や建設業などで増加した。

  政府は11月の月例経済報告で、景気は「緩やかな回復基調が続いている」との判断を据え置いた。先行きについても、雇用・所得環境の改善が続き「緩やかに回復していくことが期待される」としている。留意点として海外経済の不確実性や金融資本市場の変動を挙げた。



エコノミストの見方

  • SMBC日興証券の丸山義正チーフマーケットエコノミストは1日付のリポートで、設備投資が前期比0.2%増から1.2%増へ「明確に上方修正され、実質GDP成長率の上方修正要因になるだろう」と分析した。
  • みずほ証券の末広徹シニアマーケットエコノミストは同日付のリポートで、改定値は下方修正されるが、「小幅にとどまる」と予想した。修正後も内需は「マイナス寄与となる見込み」とし、「外需頼みの構図は変わらないだろう」との見方を示した。



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