ドル円は下値模索が続く 日銀短観は先行きに慎重=NY為替 – Klug クルーク

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配信日時
2017年4月4日(火)03:44:00
掲載日時
2017年4月4日(火)03:54:00

 NY時間の終盤に差し掛かってドル円は下値模索が続いており、110円台での推移となっている。米株や米国債利回りが低下する中、円高の動きも見られドル円は売りが強まった。この日発表になった3月のISM製造業景気指数は前回から低下したものの予想の範囲内ではあった。週末に米雇用統計を控え雇用指数を注目している向きも多いと思われるが、2011年6月以来の高水準となっており、週末の米雇用統計に期待感を抱かせる内容となっている。

 底堅い内容だったように思われるが、為替市場の反応はドル売り。先週は期末に向けてドル買い戻しの動きが優勢となっていたが、期末を通過しその動きも一服といったところのようで、ファンダメンタルズよりはフローへの反応が大きくなっているのかもしれない。

 110円台でのサポートは先週の上げのフィボナッチ61.8%戻しが110.90水準、3月29日安値の110.70水準が意識される。

 きょうは東京時間に日銀短観も発表になっていたが、企業の景況感は製造業・非製造業ともに改善したものの、今年度のドル円の想定為替レートは108.43円となっている。110円より上であれば輸出企業の売りオーダーは今後も断続的に出そうだ。また、人手不足が叫ばれる中、人員判断は全規模でマイナス26と大幅な不足超過となっていた。

 日銀は現行の緩和を継続する姿勢を堅持しているが、拡大する可能性もいまのところ小さいが、少なくとも、緩和姿勢を緩めるような内容でもない。 

USD/JPY 110.99

みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美



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