企業の物価見通し、さらに下振れ 日銀9月短観 – 日本経済新聞

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 日銀が4日発表した9月の全国企業短期経済観測調査(短観)での企業の物価見通しによると、全規模全産業の1年後の消費者物価指数(CPI)の見通しは平均で前年比0.6%上昇と、前回6月調査(0.7%)から0.1ポイント下振れした。3年後と5年後の平均もそれぞれ1.0%上昇と前回調査から0.1ポイント低下した。

 「1年後」について企業の回答の内訳を見ると、CPI上昇率の見通しを「0%程度」と答えた企業の割合が2ポイント上昇し、「2%程度」と答えた企業が1ポイント低下した。為替の円高・ドル安で輸入物価が下落している上、賃金上昇率の伸びが鈍ったことでインフレ観測の後退につながった。

 販売価格の見通しは、全規模全産業で1年後が0.2%上昇と、前回調査と同じだった。3年後は0.8%上昇、5年後は1.1%上昇でいずれも前回調査と変化はなかった。

 企業の物価見通しは、日銀が2014年3月の短観から新たな調査項目として追加した。約1万社に対して商品・サービスの販売価格やCPIの見通しをたずねる。日銀が目指す2%の物価目標の達成に向けて、民間の期待インフレ率を調査する狙いがある。

【企業の物価見通し】

    今回 6月 3月 12月 9月 6月 3月 12月 9月 

1年後  0.6  0.7  0.8  1.0  1.2  1.4  1.4  1.4  1.5 

3年後  1.0  1.1  1.1  1.3  1.4  1.5  1.6  1.6  1.6 

5年後  1.0  1.1  1.2  1.4  1.5  1.6  1.6  1.7  1.7 

【企業の販売価格見通し】

    今回 6月 3月 12月 9月 6月 3月 12月 9月 

1年後  0.2  0.2  0.3  0.5  0.7  0.9  0.9  1.0  1.1 

3年後  0.8  0.8  1.0  1.3  1.4  1.7  1.7  1.7  1.8 

5年後  1.1  1.1  1.3  1.6  1.8  2.1  2.2  2.0  2.1 

〔日経QUICKニュース(NQN)〕





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