日本農業新聞 – サツマイモ商品続々 スイーツで販路拡大へ JAと食品 … – 日本農業新聞

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JA金沢市産の五郎島金時を使用した「ご当地みやげポッキー五郎島金時」(江崎グリコ提供)

 13日は「さつまいもの日」――。旬を迎えたサツマイモを身近な食品としてもっと食べてもらおうと、主産地のJAが食品メーカーと連携し、菓子やパンなどを共同で製造、販売する動きが出てきた。焼き芋ブームが定着したことを踏まえ、次の一手としてスイーツでの販路拡大を狙う。洋菓子店も今秋、サツマイモを使った新商品を続々と打ち出しており、需要の掘り起こしに一役買う。

 石川県のブランド芋「五郎島金時」の主産地、JA金沢市は今年から、大手菓子メーカーの江崎グリコと共同開発した「ご当地みやげポッキー五郎島金時」を売り出した。焼き菓子部分を覆うクリームに「五郎島金時」を使い、特有の風味や甘さを味わえる。北陸新幹線の開業を追い風に、県内の土産物店で人気が出ているという。

 JAによると、今シーズンの加工用の出荷量は約200トンで、全体の1割を占める。スイーツの需要増加で年々増えている。担当者は「品質重視の実需の声を踏まえ、一部の上位等級品も加工に仕向けるようになった。知名度アップにつなげ、生鮮の有利販売にも役立てたい」と力を込める。

 千葉県のJA成田市は1日から、JA全農ちばや山崎製パン、京成電鉄と共同でランチパックの新商品「成田市産スイートポテト入りクリーム&ホイップ」の本格販売を始めた。品種はJA特産の「クイックスイート」で、掘りたての芋を加工している。11月末までの限定商品で、県内などの小売店が取り扱う。

 銀座コージーコーナーなどの洋菓子店もスイーツの新商品開発に力を入れる。加工需要の増加をにらみ、千葉県JAかとりはサツマイモの加工商品の販売に取り組む。管内の菓子業者らに年間3トンを契約出荷している。

 

秋深まり販促強化

 サツマイモ相場は軟調に推移する。青果物情報センターによると、10月上旬の1キロ価格は208円で前年より1割安い。豊作基調で入荷が多いことに加え「日中の気温が高く、引き合いが弱い」(卸売会社)ためだ。

 一方、首都圏のスーパーは「秋が深まるにつれて、売り上げは伸びる」とみており、気温が下がる今週末にも商戦が本格化すると分析。サツマイモを使ったいなり寿司など総菜商品も提案し、販促を強化する。





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