[東京 3日 ロイター] – ロイターがまとめた民間調査機関の予測では、内閣府が8日に発表する2016年10─12月期実質国内総生産(GDP)2次速報の予測中央値は、前期比プラス0.4%、年率プラス1.6%となった。1次速報では前期比プラス0.2%、年率プラス1.0%だった。
法人企業統計を反映させ、設備投資は当初の前期比プラス0.9%からプラス1.7%に上方修正する。農林中金総合研究所の主席研究員、南武志氏は、「輸出が国内景気のけん引役であるものの、民間消費は足踏みしているとの評価には変更はないだろう」と指摘した。
(前期比%)
前期比 年率 民間
設備投資 1次速報 +0.2 +1.0 +0.9
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中央値 +0.4 +1.6 +1.7
最大値 +0.6 +2.4 +2.6
最小値 +0.3 +1.1 +1.3
調査機関の数 20 20 19