欧州株:1年3カ月ぶり高値-米金利見通しとオランダ下院選挙を好感 – ブルームバーグ

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16日の欧州株式相場は上昇し、指標のストックス欧州600指数は1年3カ月ぶり高値を付けた。米連邦公開市場委員会(FOMC)が将来の利上げ見通しを早めることなく利上げに踏み切ったほか、オランダ下院選挙でポピュリスト(大衆迎合主義)政党の獲得議席が予想を下回ったことから、安心感が広がった。

  ストックス600は前日比0.7%高の377.73で終了。これは2週間ぶりの大きな上げ。この日は景気動向に敏感な銘柄を中心に買われた。オランダのAEX指数は0.6%上昇し、2007年12月以来の高値で引けた。

  フランス大統領選を控える中、政治の不透明感が今年に入ってから市場の懸念材料となっている。オッズチェッカーがまとめたブックメーカーのオッズに基づくデータによれば、反イスラムで極右のオランダ自由党(PVV)が第2党にとどまった結果を受け、フランス大統領選でルペン国民戦線(FN)党首が勝利する確率は後退した。

  アクセンド・マーケッツのアナリストを務めるマイク・ファンデュルケン、ヘンリー・クロフト両氏はリポートで、「今後行われるフランスとドイツの選挙ではポピュリストがそれほど伸長しない一方、米国での刺激策拡大が同国の経済成長と金融当局の政策正常化を支え、これが世界経済を後押しする可能性を考えることが可能となった」と指摘した。

  米金融当局の政策判断を受けて金属価格が値上がりし、ストックス600を構成する鉱業株指数が3.3%上昇。原油高を背景に石油・ガス株も買われた。銀行株も大きく上げた。

  個別銘柄では、ドイツのルフトハンザ航空が5.2%上昇。2017年売上高が前年実績を大きく上回るとの見通しが買い材料。フランスの自動車メーカー、ルノーは3.4%値下がり。排ガス試験で不正を働き、これに幹部も関与していた疑いがあると報道され、罰金支払いを余儀なくされることへの警戒感が広がった。

原題:European Stocks Close at 15-Month High on Fed Hike, Dutch Vote(抜粋)

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