東証大引け 4日続落、米利上げ鈍化による円高を警戒 保険株安い – 日本経済新聞

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 15日の東京株式市場で日経平均株価は4日続落した。前日比51円70銭(0.26%)安の1万9831円82銭で終えた。14日発表の米経済指標が振るわず、米利上げペースの鈍化で円高・ドル安が進むとの見方から売りが出た。海外ヘッジファンドなど短期志向の投資家が下げを主導したとの声は多く、下げ幅は一時128円安まで広がった。

 米連邦準備理事会(FRB)は14日に3カ月ぶりの利上げを決めた。保有資産縮小の年内開始に初めて言及し、年3回とする2018年以降の利上げペースを維持した。景気判断も小幅に引き上げ、金融政策の正常化に向けて「タカ派寄り」の姿勢を示した。一方、同日発表の5月の米消費者物価指数(CPI)は前月比で下落に転じ、5月の米小売売上高が市場予想を下回った。

 FRBは18年に3回の利上げを見込んでいるが、米景気の減速で利上げペースが鈍化するとの見方から円高・ドル安が進み、日本株相場の重荷となった。国内外の機関投資家は様子見姿勢を強めた。金融引き締めが早期に進めば、カネ余りによる株高が一服するとの見方が根強かった。

 JPX日経インデックス400は続落した。終値は前日比42.32ポイント(0.30%)安の1万4133.94だった。東証株価指数(TOPIX)も続落し、3.68ポイント(0.23%)安の1588.09で終えた。

 東証1部の売買代金は概算で2兆4775億円。売買高は18億8192万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1063と、全体の52.6%を占めた。値上がりは817、変わらずは139銘柄だった。

 米金利低下を受けて第一生命HDT&Dなど保険株の下げが目立った。JFE住友鉱の下落も大きかった。ブリヂストン新日鉄住金が安い。りそなHD三菱UFJも下げ、三菱電マツダが売られた。一方、家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」向けの新作ソフトを開発すると発表した任天堂は年初来高値を更新した。小野薬大東建が大幅高となり、ハウスJR西日本の上げが大きかった。ユニチャーム資生堂も上昇し、ソニー塩野義が買われた。

 東証2部株価指数は反落した。シャープ象印が下げ、ベネ・ワンフマキラは上げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕





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