今夏は猛暑予想 記録的猛暑の1994年夏と似た現象発生か – ウェザーニュース

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2018/07/17 11:38 ウェザーニュース



海洋研究開発機構(海洋研)は、2018年夏からはインド洋と太平洋で特徴的な現象が同時発生する見通しで、2つが同時発生した典型的な夏は1994年だったと発表しました。

海洋研によると、インド洋東部で海面水温が下がる「正のダイポールモード現象」では、インドネシアやオーストラリア周辺で雨が少なくなる傾向に、熱帯太平洋の東部と西部で海面水温が下がる現象では、日本は猛暑・少雨になる傾向があるといいます。

今から24年前、1994年はどんな夏だったのでしょうか。

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1994年は猛暑でした。全国3ヵ所で最高気温が40℃を超え、東京の8月の月平気温28.9℃は当時の最高記録(現在は6位)で、「観測開始以来の猛暑」と呼ばれました。

猛暑の影響は消費行動に現れました(前年比伸び率)。
▶ビールが+20.9%で史上最高(当時)
▶ミネラルウォーター+62.8%で品薄状態
▶エアコンが2.86倍で史上2位(当時)
▶殺虫剤+20.0%、暑さで蚊やゴキブリが活発化
▶スイカ+63.4%で品薄になる

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猛暑が悪影響を及ぼしたこともありました。
▶JR乗客は−2.0%、猛暑のため夏休み客減少
▶ディズニーランド−13.1%、暑さで減少、夜は増加
▶熱中症+4.4倍(東京8月15日現在)
▶火災多発4倍、エアコン・扇風機の火災増加
▶山の事故231件、過去10年で最悪
▶水の事故・死者687人、過去5年で最悪
▶渇水の影響1500万人、史上最高(当時)
▶スズメバチ3倍、カラ梅雨・猛暑で多発生
▶傘の売り上げ−42.7%、雨降らず不振
▶ケーキ−15.1%、暑いときは甘いものは不振

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猛暑の影響は人間だけではありません。暑さに強いはずの上野動物園のゾウが夏バテで点滴を受け、ゴリラが体調を崩し、シロクマは冷房室に保護されたというニュースもありました。

都内ではケヤキやカエデの街路樹の葉が赤茶けて落葉するなど衰弱。猛暑だけでなく極端な少雨も影響したとみられます。

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電通がまとめた調査によると、首都圏の男女527のうち猛暑の影響で予想外の出費をした人は4人中3人で、購入したものはビール(38%)、ミネラルウォーター(20%)、エアコン(17.6%)、レジャー用品(5.5%)、旅行(3.8%)でした。

1994年のGDP(国内総生産)は約487兆円で、実質前年比では+1.1%でした。猛暑だからといって経済成長に寄与したり、逆に経済の伸びの足を引っ張ったわけではなさそうです。

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JAMSTEC
https://www.jamstec.go.jp/j/jamstec_news/20180606_3/




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