豪GDP、前期比0.6%増 世界最長を行く「不況知らず」 – 日本経済新聞

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 【シドニー=高橋香織】オーストラリア統計局が6日発表した7~9月の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)は前期比0.6%増だった。市場予想の同0.7%増を下回った。景気後退の定義とされる2四半期連続のマイナス成長を経験していない期間は105四半期となり、オランダの記録(103四半期)を超え、自国の世界最長記録を更新した。

 豪統計局のチーフエコノミスト、ブルース・ホックマン氏は「民間投資や政府のインフラ支出が活発だった」と述べた。モリソン財務相は記者会見で「政府は鉄道や道路などの整備に過去最高額の予算を投じる」と語った。

 官民による活発な投資は、雇用の拡大につながっている。賃金の支払いは前期比1.2%増え、GDPを0.6ポイント押し上げた。一方、家計消費は前期比0.1%増と振るわなかった。電気料金や生活必需品の値上がりを見越し、家計は消費よりも将来に備えた貯蓄に資金を回している。

 生産ベースでは20業種中、17業種で拡大した。鉱業は前期比1.1%増で、内訳は鉄鉱石が2.9%増、石炭が1.5%増など。探査・鉱業支援サービスは13四半期にわたるマイナス成長を脱し、前期比7%増だった。

 GDPは前年同期比では2.8%増と、市場予想(前年同期比3.0%増)より若干弱かった。





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