利上げ観測が浮上=EU離脱で物価高―英 – エキサイトニュース

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 【ロンドン時事】英国の欧州連合(EU)離脱決定を受けて大規模な金融緩和策を導入したイングランド銀行(中央銀行)が、利上げに転じるとの観測が急浮上している。通貨ポンド安でインフレが加速していることが背景だ。景気を支える緩和を続けるか、物価抑制のため引き締めに動くか、イングランド銀は難しい判断を迫られている。

 昨年8月に実施した緩和策により英経済は底堅く推移してきたものの、1〜3月期の実質GDP(国内総生産)は前期比0.2%増に減速。EU離脱決定後のポンド安で輸入品を中心に物価が上がり、消費を圧迫し始めている。5月の物価上昇は年率2.9%と、イングランド銀目標の2%を超過した状態だ。

 イングランド銀の14日までの金融政策委員会では、政策金利を過去最低の0.25%に据え置くことが決まった。しかし、3委員は利上げを主張。据え置き支持は5委員で、意見対立が浮き彫りとなった。これを受け、15日の外国為替市場ではイングランド銀が利上げに傾いたとの見方が拡大し、ポンド相場が急伸した。

 2年に及ぶ離脱交渉の初会合を19日に控える英国では、政治・経済の先行き不透明感がしばらく続く見込み。このため、イングランド銀は当面動かないとの見方も根強い。欧州系銀行のアナリストは「利上げは2019年以降だろう」と予想する。 

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